QB保健師2023-2024
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×4 ブラインド法(盲検法)は,参加者の誰が介入群で,誰が対照群かを参加者正 解 21回目2回目3回目484QUESTION BANK保健師 2023-244676問【正答率】73.4%【選択率】1:11.3% 2:73.4% 3:6.5% 4:4.4% 5:4.4% ●交絡因子:92A66 基本事項基本事項(p.483),研究デザインにおける交絡因子の制御:94A64 基本事項基本事項(p.487)参照.症例対照研究における交絡因子の制御方法はどれか.1.無作為化2.マッチング3.単変量解析4.ブラインド法5.対象者数の増加症例対照研究について,調査の方法,観察期間,曝露情報の信頼性,対象者の選定などからその特徴を理解しておこう.交絡因子の概念と交絡因子によるバイアスについてもおさえておこう.×1 無作為化(ランダム化)は,研究参加者をランダムに介入群と対照群(非介入群)に振り分けるもので,介入研究の研究計画段階で,対象者の選定と割付を行う際の交絡因子の制御方法として用いられる.○2 マッチングは,症例群と対照群の性別や年齢などの交絡因子の分布が同じになるよう研究参加者を選ぶもので,症例対照研究の交絡因子の制御方法として用いられる.×3 単変量解析とは,解析手法のひとつで,交絡因子の制御方法ではない.一方で,複数の変数を利用する多変量解析では,交絡因子となりうる変数を調整することができるため,交絡因子の制御方法として利用されることもある.×5 交絡因子とは,曝露因子と疾病の双方に関係があるために,両者に見かけ上の因果関係をもたらす要因のことで,対象者数を増加させるだけでは,症例対象研究の交絡因子の制御にはつながらない.対象者数の増加は偶然誤差を小さくする方法である.(RB保-296)にはわからないように割り付けてバイアスを取り除くものである.解法の要点解法の要点基本事項基本事項105A29105A29

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