QB保健師2023-2024
21/28

453問★★★正 解 41回目2回目3回目520QUESTION BANK保健師 2023-24右図は平均0,分散1の正規分布である(この場合,特に標準正規分布という).平均0を中心に左右対称となる.これが1,000人のデータのとき,次のような性質をもつ.① (平均値−1標準偏差)〜(平均値+1標準偏差)の範囲には対象集団の68.2%が含まれる  ⇒1,000人なら   1,000人×0.682=682人② (平均値−2標準偏差)〜(平均値+2標準偏差)の範囲には対象集団の95.4%が含まれる  ⇒1,000人なら   1,000人×0.954=954人③ (平均値−3標準偏差)〜(平均値+3標準偏差)の範囲には対象集団の99.8%が含まれる  ⇒1,000人なら   1,000人×0.998=998人ある集団1,000人の体重を測定した結果,平均値55 kg,標準偏差5 kgで正規分布を示した.正しいのはどれか.1.中央値は平均値よりも大きい.2.55kgから65kgの範囲におよそ339人いる.3.60kg以上の人はおよそ49人である.4.45kg以下の人はおよそ23人である.「標準偏差5kgで正規分布」を示している場合,1標準偏差は「平均値(55kg)±5kg」の範囲である.基本事項基本事項をおさえたうえで解答しよう.×1 正規分布を示しているのであれば,分布は単峰性で左右対称の形状を示し,×2 「55kgから65kg」は,(平均値+2標準偏差)の範囲になる.その範囲には47.7%×3 「60kg以上」は,(平均値+1標準偏差)以上の範囲になる.その範囲には15.9%○4 「45kg以下」は,(平均値-2標準偏差)以下の範囲になる.その範囲には2.3%(50-95.4÷2)が含まれるため,およそ23人となる.詳細な計算は次ページに掲載. ▼正規分布と標準偏差中央値と平均値は一致する.(95.4÷2)が含まれるため,およそ477人となる.(50-68.2÷2)が含まれるため,およそ159人となる.−1−20120120120168.2%−1−295.4%−1−299.8%−1−2−323(次ページへ続く)解法の要点解法の要点基本事項基本事項92A7392A73

元のページ  ../index.html#21

このブックを見る