QBN2021_web立読み
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×5 ST部分に続く波をT波という.本問ではわずかに陽性に振れるT波を認める.【正答率】50.9% 【選択率】1:84.0% 2:64.3% 3:35.4% 4:6.4% 5:9.9% 正 解 1,2▼心電図波形と刺激伝導系の関係⑦ プルキンエ線維R右脚/左脚ヒス束房室結節洞結節3.QRS波の消失1.R-R間隔の不整 4.STの上昇 U波1)●回復(再分極)の 終了時に生じる波形●心室の興奮時(脱分極)に生じる波形P波●心房の興奮時(脱分極)に生じる波形●心室の興奮(脱分極)からの回復時(再分極)に生じる波形①②③④⑤⑥ 右左房房心室 TUPSQ1)誘導によってはみられない.医療情報科学研究所 編:病気がみえるvol.2 循環器.第3版,メディックメディア,2010,p.30より改変心電図(巻頭カラー口絵p.38)を別に示す.所見として正しいのはどれか.2つ選べ.2.細動波の出現 5.陰性T波心電図の基本波形や間隔の名称をおさえておくこと.(RB-C26)(RB-C26)○1 この心電図のなかで一番目立つ大きな波がQRS波で,QRS波とQRS波の間隔をRR間隔と表現する.本問ではRR間隔が一定でない(不整)ことがわかる.(RB-C26)(RB-C26)○2 正常心電図ではQRS波の直前にP波を認めるが,この心電図では認められない.その代わりに基線が小刻みに揺れ動くような波があり,これを細動波(f波)といい,心房細動で認める.(RB-C54)(RB-C54)×3 QRS波の間隔は不整であるが,認められる.×4 QRS波直後の部分をST部分という.ST部分を基線の高さと比べると低下が認められるため,上昇しているとはいえない.QRS波C-18 1回目2回目3回目QUESTIONBANK for nurse 20211956問(心室の再分極)T波104A87

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