QBN2023-2024
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■下■下×2 1日に必要なエネルギー量と水分量を分けて投与するが,本人の生活の質(QOL)血管疾患で右半身麻痺があり,障害高齢者の日常生活自立度判定基準はB-2である.週に2回の訪問看護を利用している.食事の準備と介助および食後の口腔ケアのため訪問介護を利用することになった.訪問介護の担当者は,Aさんのケアについて訪問看護師に助言を求めた.萎縮性側索硬化症〈ALS〉のため自宅で療養中である.Aさんは球麻痺症状が出現したため,経口摂取に加え,胃瘻による経管経腸栄養管理が開始された.正解 2正 解 3【正答率】57.3% 【選択率】1:39.4%2:57.3%3:1.0%4:2.3% 【正答率】62.9% 【選択率】1:8.9% 2:20.2% 3:62.9% 4:8.0%Aさん(76歳,女性)は1人暮らし.脳訪問看護師が訪問介護の担当者に助言する内容で正しいのはどれか.1.健側に頸部を回旋させ食事の介助をする.2.野菜は繊維に対し垂直に切って調理する.3.歯肉出血がみられたら口腔ケアは中止する.4.食事中はAさんの好きなテレビ番組を見せる.場合に嚥下機能にはどのような影響が生じるか考えてみよう.(RB-基38)(RB-基38)×1 頸部回旋法は,嚥下の前に患側へ頸部を回旋させて健側の咽頭を広げることにより,食塊を通過しやすくし,咽頭残留と誤嚥を防止する方法である.○2 麻痺により咀ように繊維に対して垂直に切って調理するとよい.×3 容易に歯肉出血する場合は歯周炎などを起こしている可能性があり,口腔ケアを中止すると細菌が増殖してさらに悪化させてしまうおそれがある.物理的な強い刺激を与えないようにしつつ,口腔ケアを継続する.×4 テレビによって注意力が散漫になると誤嚥のリスクが高まる.食事に集中できる静かな環境を整えるために,食事中はテレビを消しておく.Aさん(45歳,女性)は,筋訪問看護師が行うAさんとAさんの家族への指導で適切なのはどれか.1.水分は経口による摂取を勧める.2.注入時間に生活パターンを合わせる.3.経口摂取中の体位は頸部前屈位とする.4.胃瘻からの半固形化栄養剤の使用は禁止する.誤嚥予防と経腸栄養法の特徴,注意点についての支援を考える.(RB-基38)(RB-基38)×1 嚥下障害のある療養者に水分を経口摂取で勧めることは適切でない.経口摂取が必要ならばとろみ調整食品(増粘剤)の利用などの指導をする.を考慮して,生活パターンに合わせて注入時間を調整する.○3 誤嚥しにくい安全な体位で食事できるよう指導することが必要である.頸部の伸展は喉頭の挙上が制限され,誤嚥の危険性が高まるため,頸部前屈位とする.×4 半固形化栄養剤(半固形状流動食)は,消化吸収がよくエネルギー補給もでき,下痢などを起こしにくいという利点がある.■■基本的な嚥■■■嚼■■球麻痺による嚥障害のある患者に対する食事介助のポイントをおさえ,片麻痺があるが十分にできなくなるため,あらかじめ野菜の繊維が短くなる障害があり経口摂取と経腸栄養法を併用している療養者に対して,■amyotrophic lateral sclerosiscerebrovascular disease基-44QUESTIONBANKfornurse2023-2456135問57135問 食事介助 (RB-基38)(RB-基38)(病みえ耳374)(看みえ①111〜122) 食事介助  食事介助  食事介助  食事介助  食事介助  食事介助 111P72103A75

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