QBN2026立ち読み
13/16

□盂K   K運動器疾患□□□□□□□出〔91〕 大腿骨頸部骨折 (RB-K22)(RB-K23)(病みえ整332)〔92〕 術後患者の看護 (RB-成42)(RB-成41)(看みえ④265, 268, 看みえ⑤400〜402, 404, 405, 439〜442)〔93〕 大腿骨頸部骨折 (RB-K22)(RB-K23)(病みえ整332)×1 クールボアジェ徴候は,本来表面が平滑な胆囊が腫大し,触知できるようになる徴候である.原因には,胆管癌,膵癌などがある.×2 ブルンベルグ徴候とは,腹壁をゆっくり圧迫した手を急に離し,圧迫を解除したときに強い痛みが生じる徴候である.急性虫垂炎や消化管穿孔などによる腹膜炎の際に生じる腹膜刺激症状のひとつであり,反跳痛ともいう.(RB-A41)(RB-A40)○3 ホーマンズ徴候は,深部静脈血栓症(DVT)の症状のひとつであり,膝を伸展させ足部を背屈させることにより,ふくらはぎに疼痛が出現する徴候である.Aさんは術後の長期臥床によりDVTを生じる可能性が高いため,注意が必要である.×4 ロンベルグ徴候とは,脊髄後索を障害する病変がある場合などに認められる徴候のひとつである.立位で閉眼させたとき,被検者の身体がふらついた場合を陽性とする.人工股関節置換術は股関節の手術であり,脊髄後索が障害される可能性はきわめて低い.(RB-G27)(RB-G29)×1 肺炎でみられる呼吸数の増加や酸素飽和度(SpO2)の低下,呼吸音の異常はみられない.また胸部エックス線でも異常所見は認めないため,現時点で肺炎が発熱の原因とは考えにくい.(RB-I42)(RB-I42)×2 腎腎炎に特徴的な腰背部痛を認めず,腎機能も正常範囲であり,膿尿や細菌尿などの尿所見異常もみられないことから発熱の原因とは考えにくい.(RB-E54)(RB-E53)×3 創部感染とは,皮膚を縫合している創部に感染が起こっている状態である.術後3日目以降に起こり,ときに創が離開してしまうこともある.Aさんの術創部には腫脹,発赤,熱感はなく,術後1日であることからも可能性は低い.(RB-成42)(RB-成42)○4 吸収熱とは,手術などの侵襲に伴う組織破壊によって出血や滲体がそれらを吸収する際に起きる体温上昇である.術後当日〜3日目にみられるため,現時点では吸収熱の可能性が高く,今後の発熱の推移に注意が必要である.○5 末梢血管内カテーテル刺入部に発赤や熱感などの感染徴候を認め,CRPも高値であることから,カテーテルの先端やラインの接続部などが原因で菌が入り込み感染するカテーテル関連血流感染症が考えられる.×1 人工股関節置換術後(特に前方アプローチ)の外旋運動は脱臼を起こしやすいため不適切である.外旋位では腓骨頭部が圧迫され,腓骨神経麻痺を起こすおそれもある.(RB-K22)(RB-K31)○2 人工股関節置換術後は脱臼を予防するため,術式にかかわらず臥床時に患肢を外転中間位に保持するのが最も適切である.(RB-K23)(RB-K23)×3 人工股関節置換術後(特に後方アプローチ)は,内旋運動により脱臼を起こしやすい.患肢をねじるような内旋動作は脱臼を起こしやすく,避けるように指導する.×4 人工股関節置換術後(特に後方アプローチ)は,内転運動により脱臼を起こしやすい.患肢を上にして足を組むような内転の動作は脱臼を起こしやすく,避けるように指導する.(RB-K28)(RB-K31)正 解 3液が生じ,身正 解 4,5正 解 2QUESTIONBANKfornurse2026KK2K/33【正答率】67.0% 【選択率】1:4.6% 2:11.7% 3:67.0% 4:16.8% 【正答率】84.2% 【選択率】1:2.4% 2:7.1% 3:6.9% 4:85.6% 5:97.9% 【正答率】60.4% 【選択率】1:26.2% 2:60.4% 3:7.9% 4:5.5%

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る