1章概論1回目2回目3回目1回目2回目3回目【正答率】73.3%【選択率】1:21.8% 2:73.3% 3:4.5% 4:0.4%【正答率】92.7%【選択率】1:2.0% 2:3.3% 3:2.0% 4:92.7%正 解 2正 解 4QUESTION BANK保健師 2026 1111 30問12 30問109P2109P2108P1108P1 ●PDCAサイクル:計画(plan)→実施(do)→評価(check)→改善(act)の PDCAサイクル (RB保-10)(公みえ117) アウトリーチ (RB保-10)公衆衛生看護の実践で用いられるPDCAサイクルの説明で正しいのはどれか.1.公衆衛生看護活動の実践者が行う介入を可視化している.2.継続的な業務の改善を促す取り組みに使用される.3.コミュニティアセスメントの視点を示している.4.医療の質を評価する指標である.PDCAサイクルのプロセスと各段階における保健師の活動内容をおさえておこう.×1 PDCAサイクルは,介入の可視化に特化したものではない.○2 PDCAサイクルは,計画,実施,評価,改善のプロセスのことであり,公衆衛生看護の実践の向上のために活用できる.×3 PDCAサイクルは,具体的なコミュニティアセスメント(地域診断)の視点は示していない.コミュニティアセスメントの視点を示しているのは,コミュニティ・アズ・パートナーモデルである.(RB保-47, 48)×4 PDCAサイクルは,医療の質の評価に特化したものではない.医療の質を評価する指標に関するモデルとして,ドナベディアンモデルがある.(RB看-統13)4段階のプロセスを表した概念をいう.これらを繰り返すことによって,継続的な業務改善を促し,公衆衛生看護活動などの向上を図る.保健師が行うアウトリーチはどれか.1.吃音がある幼児の言葉の相談2.ダウン症児の家族会の設立支援3.前期高齢者への認知症予防教室の開催4.4か月児健康診査未受診者の家庭訪問保健師の活動の基本から,アウトリーチによる支援活動を考えてみよう.×1 幼児の言葉の相談は,保健師が行う健康相談である.×2 家族会などへの支援は,保健師が行うセルフヘルプグループへの支援である.×3 保健師が行う認知症予防教室は,潜在的・顕在的な健康課題を抱える個人から,共通の課題をもつ集団・地域を対象とする健康教育である.○4 アウトリーチとは,困難を抱えながらも支援の必要性を自覚していない,あるいは支援を求められない人々のもとへ支援者が出向いて情報や支援を提供することである.選択肢の中では,4か月児健康診査未受診者の家庭訪問が該当する.解法の要点解法の要点基本事項基本事項解法の要点解法の要点
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