QB保健師2026
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1章概論9ハイリスクアプローチ●高リスク群のリスクの低減を図る.ポピュレーションアプローチ●集団全体のリスクの低減を図る.肥満者高血圧患者低リスク群リスク低高頻度医療情報科学研究所 編:公衆衛生がみえる2024-2025.第6版,メディックメディア,2024,p.5より改変 1回目2回目3回目【正答率】96.4%【選択率】1:0.7% 2:1.4% 3:1.4% 4:96.4%正 解 410 30問★『クエスチョン・バンク』の使い方がわからない人は,巻頭iv,vの『本書の使い方』,『本書を使った国試突破勉強法』をチェックしよう!QUESTION BANK保健師 2026 103P1103P1(p.10)参照.予防活動の概念図を理解したうえで,選択肢の取り組みの対象や目的を考えて解答しよう.×1 ヘルシーメニューのレシピの県ホームページでの紹介,市内の中学生の保護×2 者への特定健康診査の案内配布,市広報誌へのウォーキングスポットの掲載×3 は,いずれも集団全体の罹患・死亡リスクを低減させることを目的としたポピュレーション・アプローチであり,概念図のAには該当しない.ポピュ レーションアプローチは,概念図において実線で示されている集団全体を点線の位置のリスクが低い方向まで移行させる集団全体の予防活動である.○4 概念図のAは,リスクの高い者の疾病発生頻度を下げることを表している.糖尿病の治療中断者の受診勧奨は,ハイリスク群の罹患や死亡数を低減させることを目的としたハイリスク・アプローチであり,Aに該当する.▼ポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチ●ポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチの比較:103P1 基本事項基本事項地域における看護活動で用いるポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチについて正しいのはどれか.1.ケーブルテレビによる健康講座はハイリスクアプローチである.2.ポピュレーションアプローチでは健康問題のない集団に働きかける.3.住民全体の健康レベルの向上にはハイリスクアプローチが適切である.4.生活習慣病の受療者への健康教育はポピュレーションアプローチである.解法の要点解法の要点基本事項基本事項

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