..❶ 機能的ヘルスリテラシー❷ 相互作用的ヘルスリテラシー情報や知識を取得し,利用する.❸ 批判的ヘルスリテラシーレベル基礎↔応用内 容30健康に関する情報を読んで理解する.情報を批判的に検討し,生活に活用する.□② 人の行動は,個人的認知的要因,環境要因,行動要因の3つの要因が相互に影響し合う相互作用で規定される(相互作用論).□③ 観察学習(モデリング)や自己効力感などの行動変容に重要な要素が示されている.➡観察学習:人の行動は他者の行動を観察し,模倣することで学習・定着する.□② 保健師は,情報の受け手側のヘルスリテラシーの状態に応じて情報提供の方法を選□③ ヘルスリテラシーには,❶機能的ヘルスリテラシー,❷相互作用的ヘルスリテラシー,❸批判的ヘルスリテラシーがある.習慣などに対し,うまく達成できるという自信や確信をいう.□② 対象者が行動変容し,行動を継続できるようにするためには,自己効力感を高めることが有効である.104A7択する(QB保-40)(QB保-40,41)(RB看-成47)(公みえ8)社会的認知理論□① 社会的認知理論とは,人の行動は,個人の知識や体験だけでなく,社会環境や周囲の人たちからの影響によっても変容するという理論である.バンデューラ(Bandura,A.)によって提唱された.ヘルスリテラシー□① ヘルスリテラシーは,世界保健機関(WHO)により「健康の増進や維持に役立つ情報にアクセスし,理解し,利用する個人の意欲や能力となる認知的で社会的なスキ110P4 106A3 104A7ル」と定義されている自己効力感(セルフエフィカシー)□① 自己効力感とは,自分が行動しようと思っていること,変えようと思っている生活
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