医..■吐*副腎クリーゼ:副腎の機能が急激に障害された場合に陥る.急速に進行した低血糖による意識障害,血圧低下に伴うショック,悪心・嘔吐,下痢などの消化器症状,脱水などの症状がみられ,直ちに適切な処置を行わなければ致命的となる.*皮膚菲薄化・脆弱化:皮膚が羊皮様となり,こする,ぶつけるなどで出血,表皮剝離などの症状が出る.*筋萎縮:筋肉がやせて,階段を昇降しづらい,疲れやすいなどの症状がみられる.外用薬)があり,全身投与のほうが重篤な副作用を起こしやすい.によるショック症状を起こすことがある.ざ そう易感染性満月様顔貌痤瘡(にきび)動脈硬化血栓血糖値上昇(糖尿病)脂質異常症骨形成抑制(骨粗鬆症, 小児の成長抑制)すいぎゅうようかた精神症状(うつ,多幸感,不眠)眼圧上昇(緑内障),白内障水牛様肩中心性肥満消化性潰瘍多毛月経異常筋萎縮*高血圧皮膚菲薄化・脆弱化*ひはくぜいじゃく基礎医学基礎医学医-41★★★□① 副腎皮質ホルモン(参照D-8)であるコルチゾールには,抗炎症作用や免疫抑制作用などがある.そのため,コルチゾールや同様の作用をもつ合成薬は副腎皮質ステロイド薬と呼ばれ,アレルギー疾患や自己免疫疾患を中心として,さまざまな疾患の治療に用いられる.プレドニゾロンやデキサメタゾンなどが代表的な薬剤である□② 投与方法には全身投与(内服,静脈内注射)と局所投与(関節腔内注射,□③与薬中,副腎は分泌機能が低下している.このため急に与薬を中止する■と,副腎からのホルモン分泌が十分でないため,軽度であれば発熱,悪■■,脱力などの症状(ステロイド離脱症候群)が出現し,重篤な場心合は副腎クリーゼ*□④副腎皮質ステロイド薬の副作用は,以下のようである※満月様顔貌,中心性肥満,多毛などにより外見の変化が生じるが,投与量の減少とともに症状は軽減する.108A25■■・嘔112P76112A95 105A17 103A52(QB必修-医36)(QB-医34)(病みえ免65, 皮63)副腎皮質ステロイド薬
元のページ ../index.html#9