医.□.ひはくぜいじゃく108A25□□い かんせんざ そう112P76112A95 105A17すいぎゅうようかた*副腎クリーゼ:副腎の機能が急激に障害された場合に陥る.急速に進行した低血糖による意識障害,血圧低下に伴うショック,悪心・嘔吐,下痢などの消化器症状,脱水などの症状がみられ,直ちに適切な処置を行わなければ致命的となる.*皮膚菲薄化・脆弱化:皮膚が羊皮様となり,こする,ぶつけるなどで出血,表皮剝離などの症状が出る.*筋萎縮:筋肉がやせて,階段を昇降しづらい,疲れやすいなどの症状がみられる.外用薬)があり,全身投与のほうが重篤な副作用を起こしやすい.・嘔によるショック症状を起こすことがある.医-44精神症状(うつ,多幸感,不眠)眼圧上昇(緑内障),白内障水牛様肩中心性肥満消化性潰瘍多毛月経異常筋萎縮*高血圧皮膚菲薄化・脆弱化*易感染性満月様顔貌痤瘡(にきび)動脈硬化血栓血糖値上昇(糖尿病)脂質異常症骨形成抑制(骨粗鬆症, 小児の成長抑制)副腎皮質ステロイド薬基礎医学基礎医学※満月様顔貌,中心性肥満,多毛などにより外見の変化が生じるが,投与量の減少とともに症状は軽減する.(QB必修-医37)(QB-医35)(病みえ免65, 皮63)★★□① 副腎皮質ホルモン(参照D-8)であるコルチゾールには,抗炎症作用や免疫.そのため,コルチゾールや同様の作用をもつ合成薬抑制作用などがあるは副腎皮質ステロイド薬と呼ばれ,アレルギー疾患や自己免疫疾患を中心として,さまざまな疾患の治療に用いられる.プレドニゾロンやデキサメタゾンなどが代表的な薬剤である□② 投与方法には全身投与(内服,静脈内注射)と局所投与(関節腔内注射,□③ 与薬中,副腎は分泌機能が低下している.このため急に与薬を中止すると,副腎からのホルモン分泌が十分でないため,軽度であれば発熱,悪□□□,脱力などの症状(ステロイド離脱症候群)が出現し,重篤な場心吐*合は副腎クリーゼ□④ 副腎皮質ステロイド薬の副作用は,以下のようである
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