kanmie1_WEB立ち読み_181106
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●皮脂膜中に含まれる遊離脂肪酸により弱酸性を示し,抗菌作用をもつ.●皮膚の水分を保持する働きが■洗浄剤を泡立てて使う理由●皮膚の表面は垢や皮脂,ほこりなど様々なもので汚れています.●汚れの中には水だけでは十分に落とすことができないものもあり,この場合には洗浄剤を使うことで汚れを落とす必要が●洗浄剤として一般的によく弱アルカリ性のものが用いられます.これは弱アルカリ性の成分が皮脂に含まれる脂肪酸を●泡立てて濃度の薄まった洗浄●皮膚の保護機能にも大きな影●泡がクッションとなり,皮膚に●泡立てずに高濃度のまま用いた洗浄剤は肌に残留しやすい.●残留した弱アルカリ性の洗浄剤成分が弱酸性の皮膚の保護機能を低下させ,乾燥・肌荒れの原因となる場合がある.●泡のクッション作用はなく,皮洗浄剤を泡立てない●洗浄後は必要に応じて保湿剤を用いるとよいでしょう.皮脂膜のような働きをして肌を乾燥から防いでくれます.また乾洗浄剤を泡立てる排出された尿や便もアルカリ性になるため,皮膚の保護機能を低下させる原因となります(おむつ皮膚炎〔p.222〕).あります.中和して汚れを落とす働きがあるためです.また,次の理由から洗浄剤は泡立てて使用するようにしましょう.燥肌など,肌の弱い人に適した弱酸性の洗浄剤も存在します.かかる摩擦力を抑えられる.膚に大きな摩擦力がかかる.汚れた皮膚表面垢などの汚れ皮脂膜の役割皮脂膜皮 膚あり,乾燥を防ぐ.流す流す抗 菌保 湿剤は,水で十分に洗い流される.響は及ぼさない.残留した洗浄剤142■皮脂膜とは●皮膚の表面には,皮脂と汗が混ざり合ってできた皮脂膜が形成されており,皮膚の保護に重要な役割を果たしています.
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