看3-1版_WEB立ち読み
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<80<8080〜8990〜99100〜109≧110<90<120≧180≧140●収縮期血圧と拡張期血圧が異なる分類に該当する場合,重症度の高い方へ分類される.●正常高値血圧,高値血圧は,生涯のうちに高血圧へ移行する確率が高いことが明らかにされている.拡張期血圧●このような病態を高血圧緊急症とよび,脳や心血管障害に起因する症状が出現する.●高度の圧負荷により心機能が抑制され,心不全と●高度の圧負荷により,大動脈が裂けてしてしまう(大●急激または著しい血圧上昇により脳血流の自動調節能が破綻し,必要以上の血流量と血圧により脳浮腫が生じる(高血圧性脳症〔病②p.329〕).●高血圧緊急症は適切に治療されなければ死に至る場合もあり,直ちに降圧治療を開始しなければならない.高血圧日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会 編:高血圧治療ガイドライン2019:18,2019(引用改変)120〜129130〜139140〜159160〜1792019年12月時点で,血圧値の分類は,日本高血圧学会発行の「高血圧治療ガイドライン2019年」に準拠しています.1201101009080120130腎臓,大血管などに急性の障害が生じる場合がある.圧90mmHg以上で高血圧と分類される.診察室血圧(mmHg)収縮期血圧拡張期血圧かつかつかつ/またはかつ/またはかつ/またはかつ/またはかつ悪心・嘔吐意識障害(mmHg)140150160170180190(mmHg)分 類正常血圧正常高値血圧高値血圧Ⅰ度高血圧Ⅱ度高血圧Ⅲ度高血圧(孤立性)収縮期高血圧脳障害で出現する症状頭 痛病態例Ⅲ度高血圧Ⅱ度高血圧Ⅰ度高血圧高値血圧正常血圧正常高値血圧心血管障害で出現する症状呼吸困難病態例なる(高血圧性急性心不全).動脈解離〔病②p.273〕).(孤立性)収縮期高血圧収縮期血圧≧140拡張期血圧<90 収縮期血圧胸痛,背部痛64■血圧値の分類●収縮期血圧と拡張期血圧の値で血圧は分類され,診察室血圧値において収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血■高血圧緊急症●通常,高血圧では自覚症状がないことが多いが,著しい血圧上昇(多くは180/120mmHg以上)がある場合,脳,心臓,
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