●また,原因・誘因,強みはいずれも1つとは限らない.複数ある場合には,それぞれ別のアセスメントの視点や枠組み●もし,ここまで集めた情報の中に原因・誘因,強みの情報がない場合は,それらを推論し再び“データ収集”,“データ●なりゆきの分析〔p.99〕では,リスク型問題〔p.41〕の根拠となる危険因子を特定する.危険因子は未来における原因・誘この「人間の反応」の原因・誘因,強みは何かしら…?原因・誘因,強みがわかったわ!分析完了ね!!基礎情報に,原因・誘因,強みはあるかしら?アセスメントの枠組みの中に,原因・誘因,強みはあるかしら?ありそう!!ありそうね!!● 原因・誘因,強みとなる情報は,分析の対象となっている「人間の反応」と同じアセスメントの視点や枠組み項目〔p.48〕だけでなく,他の視点や枠組み項目,あるいは基礎情報に存在する場合もある.項目に散らばっていることもある.から情報への変換”を行う.因であり,その特定は,原因・誘因,強みと同じ手順で行う.原因誘因強み分析する「人間の反応」原因誘因強み原因誘因原因強み基礎情報アセスメントの枠組み①基礎情報を分析する基礎情報アセスメントの枠組み②アセスメントの枠組み内の情報を分析する基礎情報アセスメントの枠組み96■原因・誘因,強みの分析●原因・誘因,強みは,患者さんのライフプロセス〔p.11〕,健康状態〔p.11〕,他の「人間の反応〔p.12〕」のいずれかに存在している.“データ収集〔p.70〕”,“データから情報への変換〔p.88〕”が正しく行われていれば,基礎情報〔p.50〕とアセスメントの枠組み〔p.44〕に含まれる情報の中からこれらを探すことができる.
元のページ ../index.html#12