E-P●立案しない*.*なぜならC-P●立案しない*.*なぜならO-P●これらの介入に加えて,予想される好ましくない「人間の反応〔p.12〕」が起きていないかどうかを常に観察する必要があり,看護介入による変化●患者さんが危険因子を取り除いたり,軽減したりできるように行う教育計画である.●リスク型看護診断に対する教育●危険因子を取り除いたり,軽減したりする予防的ケアの計画である.●リスク型看護診断に対するケア計画の中心となる.●予想される好ましくない「人間の反応」,つまり悪いなりゆきが起こっていないかどうかを指標を立てて観察する計画である.もし,悪いなりゆきに相当する問題焦点型看護診断がある場合は,その診断指標を参考にする.●危険因子が成果と比較してどのように変化しているかを観察する計画である.●危険因子の観察は,リスク型看護診断が解決に向かっているかどうかを判断するために重要である.●危険因子がすぐに解決できない場合などに,問題発生への移行を防ぐために行う教育の計画である.●問題が発生してしまった場合を想定して立案される計画である.健康被害を軽減するために行う教育が中心となる.●危険因子がすぐに解決できない場合などに,問題発生への移行を防ぐために行うケアの計画である.●問題が発生してしまった場合を想定して立案される計画である.健康被害を軽減するために行うケアが中心となる.●問題発生への移行を防ぐ介入が効果的かどうかを判断する観察の計画である.●問題発生時の被害を軽減する介入が効果的かどうかを判断する観察の計画である.看護過程の展開看護計画の立案好ましくない「人間の反応」は,危険因子への介入や問題発生への移行を防ぐ介入によってのみ予防できるからである.好ましくない「人間の反応」は,危険因子への介入や問題発生への移行を防ぐ介入によってのみ予防できるからである.強みの活用強み危険因子の変化を観察していれば,「人間の反応」の変化が分かるんじゃないんですか?危険因子は,予想される好ましくない「人間の反応」とは別物よ.危険因子の観察は重要だけど,それとは別に悪いなりゆきが起きていないか(問題が起きていないか)どうかを観察する必要があるわ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■リスク型看護診断には診断指標がないから,「悪いなりゆきが実際に起きたらどうなるか」を自分で考えて観察項目を設定するのよ.もし,悪いなりゆきに相当する問題焦点型看護診断があれば,その診断指標が参考になるわそのためのO-Pを立案する.①「人間の反応」への介入③問題発生への移行を防ぐ介入④問題発生時の被害を軽減する介入リスク型看護診断の計画内容①「人間の反応」への介入②危険因子を解決・軽減する予防的な介入③問題発生への移行を防ぐ介入④問題発生時の被害を軽減する介入危険因子なりゆき■好ましくない「人間の反応」の発生目標・成果〔p.130〕目標成果問題発生時を想定なりゆき■好ましくない「人間の反応」の発生計画の中心となる.リスク型看護診断への介入リスク型看護診断看護診断名・定義危険因子②危険因子を解決・ 軽減する予防的 な介入141■リスク型看護診断の計画立案●リスク型看護診断〔p.119〕(もしくはリスク型の看護問題〔p.41〕)では,主に危険因子を解決・軽減する介入を行う.危険因子がすぐに解決できない場合などに,問題発生への移行を防ぐ介入や,問題発生時の被害を軽減する介入を行うこともある.これらの介入をO-P,C-P,E-Pに分けて立案する.
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