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●気管支喘息〔病④p.156〕の大発作●慢性心不全〔病②p.111〕の急性増悪●糖尿病ケトアシドーシス〔病③p.70〕●食物アレルギー〔病⑥p.56〕によるアナフィラキシー●大動脈解離〔病②p.338〕●肺塞栓〔病④p.272〕●急性の感染症急例…慢例慢例例●急性心筋梗塞 ●脳内出血〔病⑦p.110〕 ●劇症肝炎〔病①p.301〕 ●手術(開胸術,開腹術,開頭術など)●全身麻酔●がん〔p.271〕の化学療法・放射線治療●造血幹細胞移植〔病⑤p.232〕●放射線大量被曝●交通事故・転落などによる外傷●温熱刺激(熱湯,暑さなど),寒冷刺激●毒物,過量服薬,ガス中毒●気道異物 ●これらの原因には,予測できるもの(予定手術など)と,予測できないもの(突然の発症や事故など)がある.突然の場合は対象者や家族などの重要他者〔p.35〕が精神的危機〔p.306〕に陥りやすい.また,予測していても侵襲が大きかったり,ボディイメージの変容〔p.309〕や役割の喪失などを伴ったりする場合には,対象者や重要他者が精神的危機に陥ることもある.急性期の個人の理解と看護医学的な健康状態医学的な健康状態医学的な健康状態医学的な健康状態など急性疾患発症クライシス局面急性期外的要因など外的要因による侵襲クライシス局面急性期など急性増悪安定局面急性局面急性期など立ち直り局面急性局面急性期299 急性疾患だけではない 急性期に至る原因●対象者が急性期〔p.298〕に至る原因には,急性心筋梗塞〔病②p.148〕などの急性疾患〔p.267〕の他,慢性疾患〔p.268〕の急性増悪,外的要因,身体的な負担の大きい治療などがある.急性期に至る主な原因急性疾患〔p.267〕軌跡の例良い急性疾患のリスクを高める病態の進行下降局面悪い軌跡の例良い前軌跡局面悪い慢性疾患〔p.268〕の急性増悪軌跡の例良い急性増悪安定局面急性局面悪い急性期身体的な負担の大きい治療や処置軌跡の例良い診断身体的な負担の大きい治療軌跡発症局面悪い●●急性期の個人の理解に必要な知識●●

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