看みえ5PDFから
7/48

〔p.534〕例■人間 など例例例例例例例3●各レベルのシステムは,下位システム(サブシステム)によって構成され,上位のシステムの一部として存在する.各シス●看護師は,対象となる存在がどのレベルに位置するのかを把握し,対象に応じた看護を実践することが求められる.●ミラーは「⑥コミュニティシステム」を除く7つのレベルを示したが,「社会は複数のコミュニティで構成される」と述べてい看護の対象理解看護の対象理解+αもっとわかる!■国際社会全体 など■日本の国民全体 など■地域社会〔p.574〕 (行政区域,被災地域,感染症の流行地域など)■企業■学校■自治会■町内会■家族〔p.552〕■患者会,家族会などのセルフヘルプグループ■健康教室■母親学級■個人■個人を対象とした際の下位システムとしてみる■個人を対象とした際の下位システムとしてみる看護の対象〔p.2〕集団などなど個人〔p.16〕 細胞レベルから国際レベルまで 生物体システム理論と看護の対象●個人〔p.16〕から集団〔p.534〕まで,様々な看護の対象〔p.2〕を考える際,J. G. ミラーの生物体システム理論が参考になる.この理論では,一般システム理論〔p.4〕をもとに,生物体を一つのシステムとしてとらえて,細胞システムから超国家システムまでのレベルに分類している.テムは,下位システムの総和を超える独自の働きを示す.上位システム⑧超国家システム■国際機関■国際社会など⑦社会システム■国家⑥コミュニティシステム■市町村■区⑤機構システム■企業■学校④小集団システム■家族■会社内の部署 など③生体システム②器官システム■胃 ■心臓 ■脳■消化器系■循環器系■運動器系 など①細胞システム下位システム■神経細胞■筋細胞 などた.これを受け,助手のE.ペアレントが「コミュニティシステム」を加えて8つのレベルとした.■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ミラーの生物体システム理論などなどなど

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る