看みえ1-2立ち読み
3/22

環境調整●周囲の音やにおいが気になりやすい●プライバシーが守られにくい●病室には,患者さんが1人だけの個室と,2人以上の多床室がある.●入院時に患者さんの希望に応じて選択するが,病状や感染リスク●個室と多床室の特徴を次に示す.●プライベートの●プライベートの空間が広く,●プライバシーが守られる●感染症が広がりやすい●孤独を感じる●他の患者さんからの感染リスクが低い●ベッドの位置によっては窓の外が見えない場合がある●他の患者さんと同じ空間で過ごす●低コストで利用できる●特別療養環境室料(差額ベッド代)医療ガス配管設備(中央配管)酸素空気ストッパーなどの医学的な理由や空き状況から決定する場合もある.多床室空間が狭い患者さんもいる多床室ではプライバシーが守られにくいため,一人になれる場を設けるなどの配慮が必要です.一方,個室はプライバシーが守られますが,孤独を感じる場合もあるため,必要に応じて心理的援助を行いましょう.ベッド柵(サイドレール)オーバーテーブルフットボードキャスター個室自宅に近い環境にできるが多床室より高額ヘッドボード吸引ナースコール床頭台57 患者さんの主な生活と療養の場 病室の構成●病室には,ベッド,床頭台,ナースコール,オーバーテーブルなどが置かれている. プライバシーが大きな違い 個室と多床室

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る