意外に思うかもしれませんが、看護師国試対策には学内で誰よりも早く、4年生の4月から取りかかりました。4年生では国試はもちろん、就活や卒業研究などイベントがたくさんあるので、計画を立てて1年間やりきりたいという思いがあったんです。それと、誰より早くスタートを切りたかったので、看護師国試対策として一番早く発売された問題集を買い、さっそく解きはじめました。 しかし、ほとんど理解できず、解けない問題ばかりでした。でもそのときは、これから勉強していけば解けるようになるし、どうせみんな受かるんだからと考えて、深く気にしませんでした。
看護師国試対策において重要な時期である夏休み、私は卒業研究がうまく進まず時間を取られてしまい、ほとんど勉強ができませんでした。そのときは、国試よりも目の前の卒業研究で頭がいっぱいだったのです。「このままではヤバい!」と思い、スキマ時間に勉強できるような小さめの本を買いましたが、結局あまり使いませんでした。
この時期、まだまだ卒業研究が終わらず、本格的な看護師国試対策はできていませんでした。また、時間を見つけてたまに国試対策をしても、毎回1ページ目から勉強したり、各分野のさわりの部分をつまみ食いしたりするだけで、結局なにも身につかないままでした。 12月にやっと卒業研究が終わりましたが、春から看護師国試対策を始めたはずなのに、この時点で学力はあまり向上していませんでした。
やっと本腰をいれて看護師国試対策に取り組めるようになりました。普通はこの時点で焦ると思いますが、私は悪い意味で冷静でした。それは、「なんだかんだ受かるはずだ」という根拠のない自信をもっていたからです。さらに悪いことに、家にこもって一人で勉強していたことや、模試の結果(もちろん不合格判定)をしっかり見なかったこともあり、勘違いしたまま看護師国試当日まで至ってしまったのです。また、勉強方法にも問題がありました。私は国試の情報をちゃんと調べなかったため、8割未満だと不合格になるという必修問題の重要さを認識しておらず、一般問題の対策ばかりしてしまったのです。 ちなみにこの時期の生活は、6時間のアルバイトを週2~3日、そのほかの日は朝6時に起きて休憩をはさみつつ18時くらいまで勉強という感じでした。
結果として不合格に終わりました。申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら、内定を頂いた病院に電話をかけ、不合格だったことを報告しました。そんな私をよそに、受かった友人たちは大喜びで、私は腫れ物に触るように扱われたのでした…。
私の反省点をまとめると、以下のことが思い浮かびます。
最後に、具体的な勉強法についてアドバイスしたいと思います。まず、必修問題と一般・状況設定問題の勉強は分けて考えたほうがよいということです。必修は専用の問題集を用意したほうが安心です。 また、使う参考書や問題集は浮気せず、これと決めたものを最後までやったほうがよいです。そのほうが間違ったところや苦手なところなどを把握しやすいし、さっと見返せるので効率的です(もちろん解き終わって物足りない場合は買い足してもよいと思います)。 それから、国試のしくみをよく把握して対策すること(必修は8割以上、状況設定問題は1問2点で配点が大きいなど)が大切だと思います。
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