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【みんな苦手!だけどよく出る…】高次脳機能障害まとめ

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【みんな苦手!だけどよく出る…】高次脳機能障害まとめ
国試対策
新着 2026.01.09

 

こんにちは!メディックメディア編集部です。

国試対策を行っている看護学生さんに向けて、看護師国家試験に頻出のテーマをまとめています。
第4弾である今回のテーマは、「高次脳機能障害」!昨年度も出ているのでしっかり覚えておきましょう…!

高次脳機能とは

高次脳機能とは、言語、記憶、思考、判断、見当識などの脳内で行われる情報処理に基づく機能全般のことをいいます。これらの機能に支障が生じた状態のことを高次脳機能障害といいます。

この記事では、代表的な高次脳機能障害である「失語」「失行」「遂行機能障害(実行機能障害)」「失認」「記憶障害」の5つを取り上げます。

失語

失語とは、脳の損傷が原因で「読む」「書く」「話す」「聞く」などの言語機能が失われた状態のことを指します。失語には、ブローカ失語(皮質性運動性失語)やウェルニッケ失語(皮質性感覚性失語)などがあります。

ブローカ失語は、表出の障害で、言語理解は可能ですが(困難な例もみられる)、文章が作れず、適切な言葉で表現することが困難なことが特徴です。対して、ウェルニッケ失語は、言語理解が不可能ですが、流暢に話すことができ、新造語を使って話すことが特徴です。

このような特徴から、分類を判定する際には、流暢非流暢かを判断することが出発点となります。

失行

失行とは、麻痺や運動機能の障害はないが、目的として意識した行為を正しくできない状態です。たとえば、位置関係を認識できず、服を前後・左右逆に着用してしまう着衣失行などがあります。

遂行機能障害(実行機能障害)

遂行機能障害とは、物事を計画的に手際よく行うのが難しくなる状態のことをいいます。日常生活では家事や仕事などが段取り良くできなくなります。

失認

失認とは、対象物が何であるか認識できない状態のことをいいます。

たとえば、半側空間無視目の前のものが視野に入っているにもかかわらず、片側だけ認識できない状態のことで、主に劣位半球(多くは左半球)の頭頂葉の障害によって生じます。ほかにも、自身の病状を認知できない病態失認、左右が分からない左右失認などがあります。

特に、「半側空間無視」は過去10年の国試で正答率が70%以上だった内容です。必ず押さえておきましょう。

記憶障害

記憶障害とは、記憶に関する障害のことをいい、覚えていることを思い出せない新しいことが覚えられない状態を指します。

 


今回取り上げた症状はどの部位の障害によって生じるかや、高次脳機能障害のある患者に対する看護やリハビリについてなど、より詳しい内容は『レビューブック2026』(J-15~17)をご確認ください。

過去問を解いて今日のおさらいをしよう!

これまでの内容を踏まえて、国試の過去問にチャレンジしてみましょう。

答え

1問目(114P46):2
2問目(98A69):4

解説

・1問目(114P46)の詳しい解説は『クエスチョン・バンクSelect必修2026』付録の「第114回看護師国家試験問題&解説」(p.147)をチェック!

・2問目(98A69)の解説は下記をご覧ください。(出題当時の内容のため,現状にそぐわない場合がございます)

×1 作話は高次脳機能障害の1つで,大脳辺縁系の障害である.実際には体験してないことを体験したとして話し,本人には誤っているという自覚はない.代表例はコルサコフ症候群である.
×2 構音障害は,言語の理解は可能であるが発声器官の障害により正しく発語ができない,すなわち,「うまくしゃべれない」状態である.
×3 ブローカ失語(運動性失語)は優位側の前頭葉にあるブローカ中枢の障害であり,相手の言葉を理解することは可能であるが,発語がないか,ぎこちなく途切れがちな状態である.
○4 ウェルニッケ失語(感覚性失語)は優位側の側頭葉にあるウェルニッケ中枢の障害であり,相手の言葉を理解できない.また,話す言葉はスムーズだが誤った用語が多く,意味をなさない状態である.

皆さんの国試合格を応援しています!

高次脳機能障害は種類が多くややこしいですが、代表的なものを理解することは出来たでしょうか?

この内容が、みなさんの国試合格の一助となれば幸いです。引き続き、合格に向けて頑張って下さい!

編集部一同、皆様の合格を心よりお祈りしております!

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【みんな苦手!だけどよく出る…】高次脳機能障害まとめ

国試対策
新着 2026.01.09

 

こんにちは!メディックメディア編集部です。

国試対策を行っている看護学生さんに向けて、看護師国家試験に頻出のテーマをまとめています。
第4弾である今回のテーマは、「高次脳機能障害」!昨年度も出ているのでしっかり覚えておきましょう…!

高次脳機能とは

高次脳機能とは、言語、記憶、思考、判断、見当識などの脳内で行われる情報処理に基づく機能全般のことをいいます。これらの機能に支障が生じた状態のことを高次脳機能障害といいます。

この記事では、代表的な高次脳機能障害である「失語」「失行」「遂行機能障害(実行機能障害)」「失認」「記憶障害」の5つを取り上げます。

失語

失語とは、脳の損傷が原因で「読む」「書く」「話す」「聞く」などの言語機能が失われた状態のことを指します。失語には、ブローカ失語(皮質性運動性失語)やウェルニッケ失語(皮質性感覚性失語)などがあります。

ブローカ失語は、表出の障害で、言語理解は可能ですが(困難な例もみられる)、文章が作れず、適切な言葉で表現することが困難なことが特徴です。対して、ウェルニッケ失語は、言語理解が不可能ですが、流暢に話すことができ、新造語を使って話すことが特徴です。

このような特徴から、分類を判定する際には、流暢非流暢かを判断することが出発点となります。

失行

失行とは、麻痺や運動機能の障害はないが、目的として意識した行為を正しくできない状態です。たとえば、位置関係を認識できず、服を前後・左右逆に着用してしまう着衣失行などがあります。

遂行機能障害(実行機能障害)

遂行機能障害とは、物事を計画的に手際よく行うのが難しくなる状態のことをいいます。日常生活では家事や仕事などが段取り良くできなくなります。

失認

失認とは、対象物が何であるか認識できない状態のことをいいます。

たとえば、半側空間無視目の前のものが視野に入っているにもかかわらず、片側だけ認識できない状態のことで、主に劣位半球(多くは左半球)の頭頂葉の障害によって生じます。ほかにも、自身の病状を認知できない病態失認、左右が分からない左右失認などがあります。

特に、「半側空間無視」は過去10年の国試で正答率が70%以上だった内容です。必ず押さえておきましょう。

記憶障害

記憶障害とは、記憶に関する障害のことをいい、覚えていることを思い出せない新しいことが覚えられない状態を指します。

 


今回取り上げた症状はどの部位の障害によって生じるかや、高次脳機能障害のある患者に対する看護やリハビリについてなど、より詳しい内容は『レビューブック2026』(J-15~17)をご確認ください。

過去問を解いて今日のおさらいをしよう!

これまでの内容を踏まえて、国試の過去問にチャレンジしてみましょう。

答え

1問目(114P46):2
2問目(98A69):4

解説

・1問目(114P46)の詳しい解説は『クエスチョン・バンクSelect必修2026』付録の「第114回看護師国家試験問題&解説」(p.147)をチェック!

・2問目(98A69)の解説は下記をご覧ください。(出題当時の内容のため,現状にそぐわない場合がございます)

×1 作話は高次脳機能障害の1つで,大脳辺縁系の障害である.実際には体験してないことを体験したとして話し,本人には誤っているという自覚はない.代表例はコルサコフ症候群である.
×2 構音障害は,言語の理解は可能であるが発声器官の障害により正しく発語ができない,すなわち,「うまくしゃべれない」状態である.
×3 ブローカ失語(運動性失語)は優位側の前頭葉にあるブローカ中枢の障害であり,相手の言葉を理解することは可能であるが,発語がないか,ぎこちなく途切れがちな状態である.
○4 ウェルニッケ失語(感覚性失語)は優位側の側頭葉にあるウェルニッケ中枢の障害であり,相手の言葉を理解できない.また,話す言葉はスムーズだが誤った用語が多く,意味をなさない状態である.

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