前回のしくじり先輩Bさんは、法律・統計を後回しにした結果、不合格になってしまいました。 ここまでみてきたとおり、必修問題では8割という絶対基準の合格ラインがあり、さらに出題される科目には偏りがあります。 必修問題では圧倒的に「基礎看護学」「健康支援と社会保障制度」の2分野からの出題が多いです。 すなわち、国家試験合格のためには、ポイントをおさえたうえで、手厚く必修問題対策をすることが重要なのです!
さて、今回のしくじり先輩は「基礎的な知識が問われる」という必修問題の性質を「簡単だから、難しい問題を解いていれば自然に解けるようになるはず」と勘違いてしまい、「必修落ち」となってしまった先輩です。 さっそく今回のしくじりエピソードをみていきましょう。
しくじり先輩Cさん
今回のCさんの必修落ちポイント。それはズバリ、「必修の過去問を解かなかった」ことです。 「予想問題だけ解いても別にいいんじゃない?」と思うかもしれませんが,実は 看護師国試は繰り返し同じ問題が出題される「プール問題制」をとっています。 しかも必修問題は、類題が多く出題されるため、過去問の演習は必須です。 そもそも、国試対策における予想問題と過去問は役割が違うのです。まず過去問を押さえることが必須なんです!
過去問の役割は、みんなができる(=正答率の高い)問題を確実に解けるようにすること、自分が本当に8割以上得点できるのか確かめることです。 過去問を解かずに予想問題だけ解いていると、基礎が身についていないうえに「あまり国試に出題されない知識ばかり押さえがち」ということになりかねません。 必修は8割以上得点しないと合格できません。 まずは過去問をきちんと演習して、自分が8割得点できる実力があるのか知りましょう。 そして見つかった弱点を予想問題などで徹底的につぶすことが重要ですよ!
予想問題の役割は、たくさん演習をすること、そしてまんべんなくテーマをおさえることです。 過去問演習と組み合わせることで、よりしっかりと必修対策をすることができます。
必修対策問題集『クエスチョン・バンクSelect必修2025』には、過去に出題された必修問題全問(第93~113回)に、知識を補う予想問題を収録! 予想問題で力をつけつつ、過去問演習で自分の実力を確かめるのにぴったりですよ!
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