メディックメディアは2013 年に看護学生・看護師をターゲットに、侵襲的な看護技術について取り上げた『看護技術がみえる vol.2』を発行しました。その後、看護技術にとどまらず、看護の専門的思考をも含めた「看護行為」を網羅的に解説するシリーズとするため、名称を「看護がみえる」と改題し、ラインアップを徐々に増やしてきました。 『看護がみえるvol.1〜3』では主に看護の専門的技術を,『看護がみえるvol.4〜6*』では主に看護の専門的思考に関わる知識を解説しています(シリーズラインアップはこちら)。 「看護がみえる」シリーズは、他の看護書籍を圧倒する量の写真・イラストと、それに基づいた視覚的にわかりやすい解説が看護教員や看護学生の皆さまからご好評いただき、2024年10月時点で累計発行部数96万部を突破しています! *2024年現在、vol.6は制作中です。
『看護がみえる』には、次の5つの特長があります。
『看護がみえる』の特長といえば、第一に写真とイラストが多いこと!ここまでイラスト・写真が多い看護書籍は他にないといっても過言ではありません。
イラストと写真を多用することで、今までとっつきにくかった解剖生理や手順もスムーズに頭に入ってきます。
一般的な教科書で勉強する場合、特に抽象度が高いテーマは文章だけの説明ではイメージすることができず、理解できたという実感に欠ける傾向にあります。
一方『看護がみえる』は、たとえ理解しにくい抽象的な内容であっても、親しみやすいイラストやキャラクター、ときには「たとえ話」的な表現を用いてイメージしやすく解説し、初学者でも分かりやすいように工夫を凝らしています。分かるようになるから、勉強が好きになります。
『看護がみえる』は、臨床で遭遇する様々な患者さんを想定したポイントや注意が充実しています。
イレギュラーな状況での手技は、誰しも初めは戸惑うもの。仰臥位が取れない患者さんや片麻痺がある患者さん。臨床現場へ行くと、スタンダードなやり方では行えない状況に遭遇することが数多くあります。
様々な患者さんを想定した内容を盛り込むことにより、手技のやり方に関する引き出しが増え、色々な状況に柔軟に対応できるようになります。
その手技をなぜ行うのか。なぜその手順でないといけないのか。 『看護がみえる』シリーズでは、みんなが思う“なぜ”を織り交ぜながら解説しています。
丸暗記だけでは記憶に残りにくいものです。その根拠となる解剖を理解したり根拠をしっかり理解したりすることによって、自分が“なぜ”その手技を行うのか、“なぜ”その項目を観察するのか、手技の目的を明確化することができます。
指導者からの「なぜ?なんで?」攻めにもスマートに答えられちゃうかも?!
『看護がみえるvol.3』には、「呼吸音・心音の音声」・「手順や異常所見の動画」・「関節可動域(ROM)測定Webシミュレーター」の3大付録を収録!
実際に各付録を見て聴いて動かすことによって、誌面上ではわかりにくかった手技をよりリアルに学ぶことができます。 『看護がみえるvol.3』の3大付録についての詳細はコチラから!
看護行為は、専門的思考と専門的技術の連続です。 例えば、心不全で入院している患者さんが「今日はシャワーはやめておきます」と言ったとします。 看護師は患者さんを観察しながら「シャワーを断る理由は?」「少し息切れしている。心不全だから動くと苦しいのかな」と思考をめぐらせます。これは、専門的な知識や観察に基づく臨床推論・臨床判断、つまり専門的思考です。 次に、患者さんに症状を尋ねる、バイタルサインの測定や胸部の聴診といったフィジカルアセスメントを行うなどの行動を起こし、患者さんの反応をアセスメントするでしょう。このとき看護師は、病態などの知識や、観察によって得た情報をもとに仮説を立て、専門的技術を用いてそれを検証しています。 その結果「シャワーは中止しよう」と判断したら、「清拭なら可能ではないか?」「清拭中の患者さんの負担を少なくするには?」と思考し、適切な技術で清拭を実施します。清拭という技術も、単に「患者さんの身体を拭く」という行動だけではありません。患者さんの皮膚の状態や全身状態を観察し、タオルの温度や洗浄剤の種類、拭く順序、介助の必要度などを、根拠に基づいて考えながら実施するということです。そして、実施中や実施後も専門的な思考と技術を用いて患者さんの反応をアセスメントし、「症状が悪化していないか」「効果的な保清ができたか」などを評価します。 このように、看護師は日常的なケアのなかで常に、専門的な思考と技術を駆使しているのです。これらをみえる化して解説するのが『看護がみえる』です。 『看護がみえるvol.1〜3』では主に看護の専門的技術を、『看護がみえるvol.4〜6*』では主に看護の専門的思考に関わる知識を解説しています。 *2024年現在、vol.6は制作中です。
立ち読みはこちらから! 【収録内容】 ●看護技術に共通する要素 ●感染予防 ●環境調整 ●活動・休息援助 ●食事の援助 ●清潔・衣生活援助 ●排泄援助(侵襲を伴わない技術) ●与薬 ●罨法 ●創傷管理
立ち読みはこちらから! 【収録内容】 ●採血 ●注射 ●輸液 ●輸血 ●血糖管理 ●吸引 ●酸素療法 ●栄養管理 ●排泄ケア(侵襲を伴う技術) ●救急蘇生法
立ち読みはこちらから! 【収録内容】 ●フィジカルアセスメント総論 ●身体計測 ●バイタルサイン ●頭頸部のアセスメント ●呼吸器系のアセスメント ●循環器系のアセスメント ●腹部のアセスメント ●乳房と腋窩のアセスメント ●直腸・肛門・生殖器のアセスメント ●脳・神経系のアセスメント ●筋・骨格系のアセスメント
立ち読みはこちらから! 【収録内容】 <概論> ●看護とは ●看護過程の基盤となる考え方 ●看護過程の展開 (アセスメント、看護診断、目標・成果・成果指標の設定、看護計画の立案、看護介入の実施、評価) <事例展開例> ●事例1:胸腔ドレナージ治療中の自然気胸患者の看護過程 ●事例2:ストーマを造設する直腸癌患者の看護過程
立ち読みはこちらから! 【収録内容】 ●看護の対象理解 ●個人の理解 ●発達段階ごとの個人の理解(小児期、成人期、老年期) ●健康状態ごとの個人の理解と看護(健康維持・増進期、急性期、回復期、慢性期、終末期) ●治療法ごとの個人の理解と看護(手術療法、術前、術中、術後) ●生活と療養の場ごとの個人の理解と看護(病院、地域・在宅、介護施設、療養の場の移行支援) ●集団の理解 ●家族という集団の理解 ●地域社会という集団の理解
『看護がみえる』アプリなら、シリーズをタブレットやスマートフォンで持ち歩くことができ、学校や病棟、実習中、カフェや電車の中など…いつでもどこでも知りたい項目を学ぶことができます。 【アプリの詳細はこちら】
2024、2025年度に紙の書籍をご採用いただいた学校様限定で「看護がみえる」アプリをご利用いただけるキャンペーンを実施いたします! 詳細はキャンペーンページからご覧ください。 【2024年度のキャンペーンページはこちら】申込期限:2025年2月末日 【2025年度のキャンペーンページはこちら】
学校や職場、公共施設などでご利用いただけるように、ダウンロードコンテンツを用意いたしました。
手指消毒、手洗いいずれも写真付きでわかりやすく解説しておりますのでポスターとしてご利用いただければ幸いでございます。
アルコール消毒薬による手指の消毒
石けんと流水による手洗い