「ギジュツでつながるワークショップ」の第1回目が10月24日、淑徳大学にて開催されました。このワークショップは、大学2年生を対象とし看護技術の習得を目的としたもので新人看護師1年目まで継続的に開催されます。
今回は20名以上の学生が参加。テーマとなる看護技術は、「熱布パックケア」とよばれる背部への温湿布による温罨法でした。 はじめに、茂野香おる先生(淑徳大学)より技術のデモンストレーションが行われ、その後、学生は2人1組になり、看護師役と患者役どちらも体験できるよう交代で演習を行います。茂野先生からは「技術の探求が大切。どうすれば患者さんがより気持ちいいと思ってくれるかを探るために、看護師役と患者役で話しながら進めていきましょう」との声かけがあり、看護師役の学生たちは「熱くないですか?」「冷たいところはないですか?」と積極的に患者役の学生へ話しかけるなど、試行錯誤しながら演習が行われました。
このワークショップの特徴は、教員からの手厚い指導だけでなく演習後のリフレクションとして、教員・学生同士でじっくりと演習を振り返ることができること。お茶とお菓子を交えリラックスした雰囲気のなか、教員からの多彩な質問により、学生間でも盛んな意見交換が生まれていました。 多くの学生から挙がったのは、罨法中に患者さんの首が冷えてきてしまうこと。話し合いでは、熱が逃げないよう最初にバスタオル・ビニールをどうかけるかがとても重要であることを学生同士で再認識し合うだけでなく、バスタオルの置き方に関する新たな提案が生まれるなど、充実したディスカッションがくり広げられました。 参加した学生たちからは「患者役をやってみないと気付かなかったことが沢山あった」「演習を通じて、患者さんと積極的にコミュニケーションをとることの大切さがわかった」「デモンストレーションの手順をベースに患者さんに合ったやり方を工夫できた」などの声が聞かれ、非常に有意義なワークショップだったようです。
みなさんも、看護技術の習得や探求のために、是非参加してみてはいかがでしょう? 今回のワークショップに参加していなくても、いつでも参加が可能です!
●開催日時 2019年12月14日(土)13時~(15時終了予定) ●テーマ 「動きの援助」 ●開催場所 西武文理大学看護学部 狭山キャンパス 〒350-1336 埼玉県狭山市柏原新田311-1 http://www.bunri-c.ac.jp/univ/access/index.html ●参加資格 看護系大学 2年生(大学問わず) ●参加費 無料 ●応募方法 下記にメールで応募してください。その際、氏名、連絡先(連絡のとれるe-mailアドレス)、所属大学名をお教えください。 ※本ワークショップは1〜2か月に1度開催され、会場・日時はその都度案内されます。
●連絡先 ギジュツでつながるワークショッププロジェクト 代表:帝京平成大学ヒューマンケア学部看護学科 准教授 河合桃代 e-mailアドレス:gijutsutunagaru★gmail.com ※「★」記号を「@」に置きかえてください
※本ワークショップの主催はギジュツでつながるワークショッププロジェクトであり、メディックメディアではありません。お問い合わせは上記メールアドレスまでお願い致します。
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