感染症は種類が多いうえに,感染経路や症状,経過など覚えることが多くて勉強が大変... 特にHIV感染症/後天性免疫不全症候群(エイズ)は 看護師国家試験において過去10年で7問も出題されているため,いつ出題されてもおかしくはない内容です.この機会におさえておきましょう!!
看護師国家試験において「HIV感染症/後天性免疫不全症候群(エイズ)」はすべて一般問題での出題であり,正答率が90%を超える問題も多くあります.病態,感染経路,原因,疫学,症状,検査方法,治療方法など幅広く問われているため過去問で効率よく勉強しましょう。
1. 問題① 2. 問題② 3. 問題③ 4. 問題④
正解は② HIV感染症とは,RNAウイルスが血液中のCD4陽性T細胞に感染することであり,感染経路には性行為感染や血液媒介感染,母子感染の3つがあります. 感染後は急性感染期,約1~10年の無症候期を経て徐々に免疫力が低下し,後天性免疫不全症候群(エイズ)を発症します.
正解は② 前問(第111回午後46問)とほとんど同じ選択肢で問われているため,感染経路や感染後の経過,ウイルスの特徴,感染する細胞についておさえておくことが大切です!
正解は④と⑤ HIV感染症の感染経路は,性行為感染や血液媒介感染,母子感染があります.具体的にはHIV感染者との性的接触や注射の回し打ち,医療現場での針刺し事故,輸血,母乳,産道感染などがあります.選択肢の文言が変化しても答えることができるようにおさえておきましょう!
正解は③と④ HIV感染症は適切な予防行動をとることで感染を予防することができます.また感染が発覚した際には早期に抗HIV療法を開始し,無症候期をコントロールすることがHIV感染症の予後に大きな影響を与えます. ちなみに...選択肢5について,後天性免疫不全症候群(エイズ)とは,HIVに感染した後に数年が経過し,CD4陽性T細胞が徐々に減少し,免疫不全となった状態を指します.
エイズの感染経路や経過について自信をもって答えられるようになったけれど,統計や感染症について問われると自信がない…という看護学生さんも多いのではないでしょうか? 第113回看護師国家試験では,ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に汚染された注射針による針刺し事故の感染率についても問われています. QBでは本記事に掲載されていない過去問を解くことができ,解説も充実!!
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