こんにちは!メディックメディア編集部です。 今回のテーマは、基礎医学の中でも特に必修によく出る「体液と浸透圧」「薬物動態」「オピオイド(麻薬性鎮痛薬)」の3つ! わかりやすいイラストと一緒に、整理していきましょう!
◀ 必修まとめ~基礎看護学編~
体液とは生体内の水分の総称です。健全な成人の場合、体重の約60%を体液が占めています。全体液のうち、
・2/3(体重の40%)は細胞内に存在する細胞内液
・1/3(体重の20%)は細胞外に存在する細胞外液
です。このうち、細胞外液は組織液と血漿で構成されています。また、代表的な輸血製剤である生理食塩液の塩化ナトリウム(NaCl)濃度は0.9%であり、血漿と同じ浸透圧(等張)です。そのため、血管内に輸血しても溶血などの問題が起きないようになっています。
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薬物は、4段階の体内薬物動態を経ながら薬効を発揮し、その後体内から消失します。
体内に投与されると、消化間の粘膜や皮膚などを通って体内循環系に移行し(吸収)、血液によって各組織や作用部位に移行します(分布)。その後、主に肝臓で科学変化を受け分子構造が変わり(代謝)、体外に排出されます(排泄)。
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オピオイドとは、主に脳や脊髄などの中枢神経にあるオピオイド受容体と結合することで鎮痛効果を示す化合物のことです。主にがん疼痛の緩和ケアなどに使用されます。
オピオイドには、弱オピオイドと強オピオイドがあります。下図記載のモルヒネ・オキシコドン・フェンタニルは全て強オピオイドに含まれます。
また、副作用として、便秘、眠気、悪心・嘔吐、呼吸抑制、排尿障害、せん妄、幻覚などがあります。
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ここまでの内容を踏まえて、国試の過去問にチャレンジしてみましょう!正答率が高い問題ばかりなので、解けなかったところは必ず復習しましょう!
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基礎医学の苦手意識は払拭できたでしょうか?この内容が、みなさんの国試合格の一助となれば幸いです。引き続き、合格に向けて頑張って下さい!
編集部一同、皆様の合格を心よりお祈りしております! ◀ 必修まとめ~基礎看護学編~
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