みなさん、看護実習を前に「どんな本を使ってフィジカルアセスメントについて勉強したらよいのだろう」、「どのようにバイタルサインの復習をしたらよいだろう」と悩んでいませんか?
実習前後や実習中にフィジカルアセスメントについて学ぶときにオススメなのが『看護がみえるvol.3 フィジカルアセスメント』(以下、『看みえ3』)。 看護実習を経験した先輩たちからたくさんの「役立った!」「後輩にオススメしたい」という声をいただいています。
今回の記事では、2020年度の実習に参加した看護学生さんたちがどのように『看みえ3』を活用したかご紹介しますね!
実習では周術期の患者さんを2事例受け持ちました。その際、術後合併症についてアセスメントするため、朝のバイタルサイン測定時に『看みえ3』を活用しました。バイタルサイン測定を行うのは約1年ぶりだったため、実際に患者さんに行う前に『看みえ3』の動画を確認したり、学生間で練習を行ったりしました。 また、術後合併症がないかを見るためには状態観察が必須です。呼吸音や腸蠕動音の確認や、何が異常で何が正常か、またどうすればきちんと聴診できるのか、などを調べるときに『看みえ3』を使いました。術後合併症については術直後から出現するものや、日数が経つにつれ消失するものがあるため、留意や根拠をきちんと理解しておくことで、指導者へ朝の報告する際のアセスメントやSOAPで活かすことができました。 その他には、手順書の作成や看護計画の観察計画(OP)を書くときにも『看みえ3』を活用しました。 ▲『看みえ3』の付録動画 バイタルサインをはじめ呼吸器系のアセスメントなどの手順や異常所見の動画、全38項目を視聴できます(編集部注)。 【Aさんの体験記に出てきた「看みえ3の動画」についてお知らせ!】 こちらから「血圧測定(聴診法)」「呼吸音の聴診」「心音の聴診」など5項目の動画をお試しで視聴できます!
新型コロナウイルスにより臨地実習の期間が短くなった関係で、病院で患者さんのフィジカルアセスメントをする機会が非常に少なくなってしまいました。そこで病院に行った時になるべくスムーズにフィジカルアセスメントを行えるよう、自己学習を行いました。そのときに役立ったのが『看みえ3』です。 私は特に呼吸器系のアセスメント章の付録音声が気に入りました。この付録音声では正常な呼吸音や異常な呼吸音を実際に聞けるため、自分の中でそれぞれの音をイメージすることができます。 また、書籍内には絵や図がたくさんあり、しかもその解剖図などは必要最低限の線で書かれるため見やすく、真似しやすいです。さらに重要なところはしっかり書いてあるため、自己学習でノートにまとめる時に絵や図を書き写したり、『看みえ3』の図や絵を元に自分で新しく書いたりすることができ、とても役に立ちました。呼吸音の聴診などの手順を説明したページには<ポイント>や<なぜなら>の指導者や教員に聞かれるような根拠がしっかり書かれているのも良い点です。『看みえ3』の<なぜなら>で書かれている根拠を参考にして学校の課題を提出したら「よく勉強しています」と褒められました! ▲『看みえ3』の付録音声 全16項目の呼吸音と心音の音声を手軽に聴けます(編集部注)。
胆管癌により胆道感染症を起こし、入院している患者さんを実習で受け持ちました。疾患ごとのアセスメントは教科書に書いてあり参考にできますが、技術を確実に行うためにはイラストや写真が多い『看みえ3』が役立ちます。 実習の際は『看みえ3』のページを縮小コピーして実習用ミニノートに貼って持っていきました。そのおかげで看護師にアセスメントも含めて報告することができました。また、『看みえ3』にはひとつひとつの技術にポイントや根拠が書かれています。それを参考に実施する前にシミュレーションすることで、自信を持って患者さんに手技を行えました。 ▲Cさんの実習用ミニノート バインダー式のため、実習に合わせて中身を交換したり順番を入れ替えたりすることができるそうです(編集部注)。 患者さんには認知症があり、朝と比較した腹痛の経過などをアセスメントするのが難しかったです。私は毎回同じように観察を行うことでその時々の変化を見つけ、アセスメントに活かすようにしました。その結果、客観的なデータを確実に収集できたと自身で振り返っています。 実習中はもちろんのこと、実習の前にも技術練習として『看みえ3』を活用することで、自分の技術に自信が持てるようになりました。残りの実習は2クールです。今後も『看みえ3』を存分に使っていきたいです。
実習ではバイタルサイン測定ひとつとっても個人に合わせたアセスメントが必要になってきます。以前から私は聞かれたときに自信持って答えられるよう、必ず事前に根拠を調べてくようにしていました。ただ、根拠はポケットに入れている電子辞書で調べても簡単に出てくるものではないため苦労することも……。その点、『看みえ3』ではすぐに根拠を調べられて、さらに測定の基準値や異常値、異常時の原因も確認できるため、実習中でも深く学べました。 『看みえ3』を手に入れる前までは、まとめる時間がない関係でフィジカルアセスメントの授業で配られたレジュメをいくつも持ち歩き、それらをひたすらめくったり、教科書を懸命に調べたりしていました。それが、『看みえ3』を使うようになったことで素早く調べられるようになったのです。ほかの実習メンバーも「役に立つ!」と言っていて、本を貸す場面が何度もありました。 特に『看みえ3』を活用したのは実習で呼吸器疾患の患者さんを受け持ったときです。一年生の時以来、受け持っていなかったため呼吸器についての知識が浅く、肺音の聴取などの手技がうまくできなかったのですが、『看みえ3』で学んだあとに実施するとイメージがつくからか実施しやすくなりました。今後も活用していきたいです! ▲『看みえ3』p.132-133「手順 呼吸音の聴診」 写真やイラストの数が豊富だから手技をイメージできます。赤いアイコンの「なぜなら」では根拠を説明しています(編集部注)。
いかがでしょうか。 みなさん、それぞれのやり方で『看みえ3』の書籍を使ってくださっているようで、とても嬉しいです。 多数の写真やイラストが掲載されていて、手技のコツや根拠も盛りだくさんの『看みえ3』は実習前の確認に大活躍間違いなしです!さらに「手順や異常所見の動画」「呼吸音・心音の音声」「関節可動域(ROM)測定Webシミュレーター」の3大付録がついてきます。 ▶『看みえ3』の詳細はこちらから! ▶『看みえ3』の付録のお試しサイトはこちらから!
第1版 B5判 384頁 定価(本体3,300円+税) ISBN 978-4-89632-781-6 発行日 2019-12-17
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