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看護の“みえる”シリーズ 採用校の声【大学】

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看護の“みえる”シリーズ 採用校の声【大学】
2018.11.28

【看護教員向けインタビュー記事】
看護の“みえる”シリーズを採用していただいている学校の先生方に、実際の授業での使い方や学生の反応などをインタビューさせていただきました。こちらの記事では大学の先生方のインタビューをご紹介いたします。
 →専門学校の先生方のインタビュー記事はこちら
 
※本インタビューは2017年12月時点に行われたものであり、現在の所属・役職等は異なる場合がございます。
 また、『看護がみえる』の前シリーズである『看護技術がみえる』に関するインタビュー内容になります。

 
【看護の“みえる”シリーズ】
『看護がみえるvol.1基礎看護技術』
『看護がみえるvol.2臨床看護技術』
『フィジカルアセスメントがみえる』
 

帝京科学大学 医療科学部 看護学科

【お話を伺った先生方】
准教授 城野美幸先生
准教授 佐藤亜月子先生
講師 吉田千鶴先生

  

 

採用の決め手は“わかりやすさ・イメージのしやすさ”

城野先生:私は2年生を対象に「基礎看護技術Ⅲ」という授業で主に診療の補助技術の講義を担当しています。授業では主に『看護技術がみえるvol.2(』以下、『看みえ2』)と教科書の両方をテキストとして使っています。採用の決め手は、やっぱり“わかりやすさ・イメージのしやすさ”。教員である私からみてもこれはわかりやすい、と感じました。初学者は注射器や針の構造がわからない、どのように注射器を持ったらいいかわからないといった状況なので、『看みえ2』は学生が手技をイメージするための非常に大きな助けとなっていますね。
 
 

 ▲手技や合併症だけでなく、初学者のために総論部分もわかりやすさを意識した構成にしている(編集部)
 

『看みえ』は学生のイメージづけに最適

城野先生:具体的な活用として、技術演習の授業前に課題として手順書を書かせる際に『看みえ2』を使って事前にイメージづけをさせています。私たち教員も、演習時の指導内容の参考に『看みえ2』を活用しています。『看みえ2』を採用してからは、学生がわからない点について、教員に頼りきりでなく『看みえ2』を使って自ら調べて解決できるようになりました。
 
 ほかにも、根拠・留意点や、手技だけでなく合併症などの周辺知識もしっかりと載っているところも助かっています。私が学生のときは『看みえ』みたいな本がなかったですから、今の学生がうらやましいです(笑)。
 

学生がしっかり読み込んで咀嚼できるテキスト

吉田先生:私は1年生を対象に「基礎看護技術Ⅱ」(日常生活援助など)という授業で『看護技術がみえるvol.1』(以下、『看みえ1』)をテキストとして使用しています。学生には、演習前後のレポートや事前の手技を練習する際に、必ず『看みえ1』と教科書を参考にするよう伝えています。
 
 教科書には看護技術の概論は載っていますが、具体的な手順となると『看みえ』のほうが詳しい。手順に沿った詳細な写真が沢山載っているので、ひと通りこれを読んだ学生が「わかる」と実感してくれるので教員としても指導しやすいです。学生自身がしっかり読み込んで咀嚼できるようなテキストだと思います。やはりイラストと写真の多さがそうさせているのでしょうか。
 

手技の根拠をしっかり答えられるようになった

吉田先生:技術の根拠を理解できない学生に『看みえ』を見せるときちんと理解できるようになりますし、「何でこの手技はこうするの?」と質問をすると「●●だからです」としっかり答えられるようになりましたね。また、危険予知という演習の際、事前に『看みえ1』の「環境整備」を読んでもらってテストを行ったところ、全て正解だったのです! 私も正直びっくりしました(笑)。学生がしっかりテキストを読んで理解できていたという証拠ですね。
 
 

 ▲環境整備の導入ページ。学生たちが非常に食いついていた人気のページだそう。吉田先生いわく、「こういうページ、学生が好きみたいです」とのこと。
 

手技だけでなく解剖生理が充実しているところも魅力

佐藤先生:私は2 年生を対象に「ヘルスアセスメント」の授業で『フィジカルアセスメントがみえる』(以下、『フィジみえ』)をテキストとして使用しています。フィジカルアセスメントを教えるうえでは、解剖生理の知識が必要不可欠。『フィジみえ』には“フィジカルアセスメントに必要な” 解剖生理のポイント、教員が教えたいと思うポイントが非常によくまとまっています。授業では手順以上に解剖生理の項目もフル活用していますよ。
 

 ▲呼吸運動を理解するうえで重要になる胸郭と胸腔の解剖。胸郭の全体像だけでなく、骨と筋肉にわけて構造や位置関係をわかりやすくイラスト化している(編集部)
 

 ▲胸部の写真に肺や気管、骨格のイラストを重ね合わせ、体内をイメージしやすくしている。体表解剖のポイントをわかりやすく示した人気ページ(編集部)

  
 写真の多さも魅力です。手技の写真が少ないテキストを見るだけでは学生がイメージしづらく、やり方をまねることができなかったのですが、『フィジみえ』なら手順に沿った写真が非常に多いので、テキスト通りやれば最後まで手技をできるようになりました。また、フィジカルアセスメントの授業では学生同士で身体を露出して授業を行うのが難しいですが、『フィジみえ』なら写真が豊富なので指導しやすい。さらに写真に重ねたイラストによる解説も多いので、学生は身体のなかの構造を理解しながら学ぶことができています
  
 そのほか、呼吸音・心音について副雑音の聞き分けを指導する際には、本にQRコードがついてますので、学生に毎日聞くよう指導しています。異なる呼吸音や心音を聞き比べられるような画面のデザインになっているのも良いですよね。
 
 

 ▲聞き分けの難しい心音も、誌面の説明を読みながらスマホやPCで簡単に聴くことができる(編集部)
 

『看みえ』をいつも手もとに置いてほしい

城野先生学生は、とにかく『看みえ』シリーズが大好き。多くの学生が『看みえ』シリーズを頼りにしています。それだけ学生にとって活用しやすいテキストであると思います。『看みえ』シリーズでいつでも確認・活用できるようにしてほしい、そんな1 冊としてこれからも推奨していきたいと思っています。
 

先生方、お忙しいなかインタビューにお答えいただきありがとうございました。

 
 

インタビューのまとめ

先生方に伺った『看みえ』を採用してよかった点

  • イラストや写真が豊富で、初学者にもわかりやすくイメージしやすい。
  • 学生が自分で調べて解決できる、根拠もしっかり理解できる。
  • 手技だけでなく、解剖生理が充実している。
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看護の“みえる”シリーズ 採用校の声【大学】

2018.11.28

【看護教員向けインタビュー記事】
看護の“みえる”シリーズを採用していただいている学校の先生方に、実際の授業での使い方や学生の反応などをインタビューさせていただきました。こちらの記事では大学の先生方のインタビューをご紹介いたします。
 →専門学校の先生方のインタビュー記事はこちら
 
※本インタビューは2017年12月時点に行われたものであり、現在の所属・役職等は異なる場合がございます。
 また、『看護がみえる』の前シリーズである『看護技術がみえる』に関するインタビュー内容になります。

 
【看護の“みえる”シリーズ】
『看護がみえるvol.1基礎看護技術』
『看護がみえるvol.2臨床看護技術』
『フィジカルアセスメントがみえる』
 

帝京科学大学 医療科学部 看護学科

【お話を伺った先生方】
准教授 城野美幸先生
准教授 佐藤亜月子先生
講師 吉田千鶴先生

  

 

採用の決め手は“わかりやすさ・イメージのしやすさ”

城野先生:私は2年生を対象に「基礎看護技術Ⅲ」という授業で主に診療の補助技術の講義を担当しています。授業では主に『看護技術がみえるvol.2(』以下、『看みえ2』)と教科書の両方をテキストとして使っています。採用の決め手は、やっぱり“わかりやすさ・イメージのしやすさ”。教員である私からみてもこれはわかりやすい、と感じました。初学者は注射器や針の構造がわからない、どのように注射器を持ったらいいかわからないといった状況なので、『看みえ2』は学生が手技をイメージするための非常に大きな助けとなっていますね。
 
 

 ▲手技や合併症だけでなく、初学者のために総論部分もわかりやすさを意識した構成にしている(編集部)
 

『看みえ』は学生のイメージづけに最適

城野先生:具体的な活用として、技術演習の授業前に課題として手順書を書かせる際に『看みえ2』を使って事前にイメージづけをさせています。私たち教員も、演習時の指導内容の参考に『看みえ2』を活用しています。『看みえ2』を採用してからは、学生がわからない点について、教員に頼りきりでなく『看みえ2』を使って自ら調べて解決できるようになりました。
 
 ほかにも、根拠・留意点や、手技だけでなく合併症などの周辺知識もしっかりと載っているところも助かっています。私が学生のときは『看みえ』みたいな本がなかったですから、今の学生がうらやましいです(笑)。
 

学生がしっかり読み込んで咀嚼できるテキスト

吉田先生:私は1年生を対象に「基礎看護技術Ⅱ」(日常生活援助など)という授業で『看護技術がみえるvol.1』(以下、『看みえ1』)をテキストとして使用しています。学生には、演習前後のレポートや事前の手技を練習する際に、必ず『看みえ1』と教科書を参考にするよう伝えています。
 
 教科書には看護技術の概論は載っていますが、具体的な手順となると『看みえ』のほうが詳しい。手順に沿った詳細な写真が沢山載っているので、ひと通りこれを読んだ学生が「わかる」と実感してくれるので教員としても指導しやすいです。学生自身がしっかり読み込んで咀嚼できるようなテキストだと思います。やはりイラストと写真の多さがそうさせているのでしょうか。
 

手技の根拠をしっかり答えられるようになった

吉田先生:技術の根拠を理解できない学生に『看みえ』を見せるときちんと理解できるようになりますし、「何でこの手技はこうするの?」と質問をすると「●●だからです」としっかり答えられるようになりましたね。また、危険予知という演習の際、事前に『看みえ1』の「環境整備」を読んでもらってテストを行ったところ、全て正解だったのです! 私も正直びっくりしました(笑)。学生がしっかりテキストを読んで理解できていたという証拠ですね。
 
 

 ▲環境整備の導入ページ。学生たちが非常に食いついていた人気のページだそう。吉田先生いわく、「こういうページ、学生が好きみたいです」とのこと。
 

手技だけでなく解剖生理が充実しているところも魅力

佐藤先生:私は2 年生を対象に「ヘルスアセスメント」の授業で『フィジカルアセスメントがみえる』(以下、『フィジみえ』)をテキストとして使用しています。フィジカルアセスメントを教えるうえでは、解剖生理の知識が必要不可欠。『フィジみえ』には“フィジカルアセスメントに必要な” 解剖生理のポイント、教員が教えたいと思うポイントが非常によくまとまっています。授業では手順以上に解剖生理の項目もフル活用していますよ。
 

 ▲呼吸運動を理解するうえで重要になる胸郭と胸腔の解剖。胸郭の全体像だけでなく、骨と筋肉にわけて構造や位置関係をわかりやすくイラスト化している(編集部)
 

 ▲胸部の写真に肺や気管、骨格のイラストを重ね合わせ、体内をイメージしやすくしている。体表解剖のポイントをわかりやすく示した人気ページ(編集部)

  
 写真の多さも魅力です。手技の写真が少ないテキストを見るだけでは学生がイメージしづらく、やり方をまねることができなかったのですが、『フィジみえ』なら手順に沿った写真が非常に多いので、テキスト通りやれば最後まで手技をできるようになりました。また、フィジカルアセスメントの授業では学生同士で身体を露出して授業を行うのが難しいですが、『フィジみえ』なら写真が豊富なので指導しやすい。さらに写真に重ねたイラストによる解説も多いので、学生は身体のなかの構造を理解しながら学ぶことができています
  
 そのほか、呼吸音・心音について副雑音の聞き分けを指導する際には、本にQRコードがついてますので、学生に毎日聞くよう指導しています。異なる呼吸音や心音を聞き比べられるような画面のデザインになっているのも良いですよね。
 
 

 ▲聞き分けの難しい心音も、誌面の説明を読みながらスマホやPCで簡単に聴くことができる(編集部)
 

『看みえ』をいつも手もとに置いてほしい

城野先生学生は、とにかく『看みえ』シリーズが大好き。多くの学生が『看みえ』シリーズを頼りにしています。それだけ学生にとって活用しやすいテキストであると思います。『看みえ』シリーズでいつでも確認・活用できるようにしてほしい、そんな1 冊としてこれからも推奨していきたいと思っています。
 

先生方、お忙しいなかインタビューにお答えいただきありがとうございました。

 
 

インタビューのまとめ

先生方に伺った『看みえ』を採用してよかった点

  • イラストや写真が豊富で、初学者にもわかりやすくイメージしやすい。
  • 学生が自分で調べて解決できる、根拠もしっかり理解できる。
  • 手技だけでなく、解剖生理が充実している。
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