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【看護師国試】国試によくでるレビューブックコード「心不全」

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【看護師国試】国試によくでるレビューブックコード「心不全」
国試対策
2017.01.30

今回の特集「心不全」

*国試によくでるレビューブックコードTOP10*シリーズ

今回ご紹介するのは、TOP6の心不全です。

心不全で死亡する人は年間7万人近くおり、致命的な病態であるといえます。
右心不全と左心不全で引き起こる症状の違いを中心に、看護の内容についておさえておきましょう。

koredake

□① 心不全とは、心臓のポンプ機能が低下し、心拍出量低下、末梢循環不全、肺・体循環のうっ滞を起こす病態をいう。

□② 左心不全では、肺循環のうっ血や心拍出量低下による症状がみられる。

□③ 肺循環のうっ血による症状には、息切れ、頻呼吸、起坐呼吸(参照I-15)、夜間呼吸困難、肺水腫に伴う水泡音・喘鳴聴取、ピンク色の泡沫状喀痰などがある。

□④ 心拍出量低下による症状には、チアノーゼ、血圧低下、冷汗、手足の冷感、意識低下、尿量減少頻脈などがある。

□⑤ 喘息様症状がある場合は、慢性心不全の急性増悪が疑われる。

□⑥ 右心不全では、体循環のうっ血による四肢末梢の浮腫、急激な体重増加、頸静脈怒張、肝腫大(肝うっ血)、胸水(両心不全によることが多い)、腹水などがみられる。

shinhuzen1

□⑦ 心不全の機能分類(NYHA分類)は、以下のようである。

□⑧ ジギタリス使用時は中毒症状が出現しやすいため、血中濃度をモニタリングし、効果副作用(悪心・嘔吐、下痢、ST部分の盆状低下、心室期外収縮、房室ブロック)の観察を行う。

【看護】
□⑨ 体位は半坐位(ファウラー位)や起坐位などをとるよう促し、静脈還流を減少させ、呼吸困難の緩和と咳嗽の軽減を図る。

□⑩ 浮腫の有無・程度を観察する。また、起床後、排尿後など、毎日同じ条件で行う体重測定も有用である。

□⑪ 夜間の咳(発作性夜間呼吸困難)が続く場合や、1週間で2kgを超える体重の増加がある場合は、急性増悪が疑われるため、速やかに受診するよう退院時に説明する。

レビューブックの付録『コレダケ』で得点力をアップしましょう。
kokubun

●左心不全に伴う咳嗽や呼吸器症状に関連した問題が最も多い(10問中6問)。右心不全による下肢の浮腫に関する問題も多く出題されている(10問中3問)。慢性・急性心不全の増悪徴候や、右心不全と左心不全の差異についておさえるとよいだろう。

他の国試分析については、『クエスチョン・バンク2017』をチェックしましょう!
kokushi

第1問(第103回午後33問目)

急性左心不全の症状はどれか。
1.肝腫大
2.呼吸困難
3.下腿浮腫
4.頸静脈怒張

 
詳しい解説や基本事項などの知識は『クエスチョン・バンク2017』でチェックしよう!!

第2問(状況設定問題、第104回午前91~93問目)

Aさん(54歳、男性)は、10年前に心筋梗塞を発症し、2年前に慢性心不全と診断され外来受診を続けてきた。1週前からトイレ歩行時に息苦しさがあり、4日前から夜に咳と痰とがみられ眠れなくなっていた。本日、Aさんは定期受診のため来院し、心不全の増悪と診断され入院した。入院時、体温36.3℃、呼吸数24/分、脈拍/96分、整で、血圧124/72mmHgであった。心エコー検査で左室の駆出率28%であった。体重は1週間で4kg増加し下肢の浮腫がみられる。

〔91〕このときのAさんのアセスメントで適切なのはどれか。
1.ショック状態の可能性が高い。
2.左心不全の症状はみられない。
3.NYHA心機能分類のⅠ度に該当する。
4.浮腫は右心不全の状態によると考えられる。

〔92〕Aさんの咳嗽を軽減する方法で最も適切なのはどれか。
1.起坐位を保つ。
2.腹式呼吸を促す。
3.部屋の湿度を30%に保つ。
4.超音波ネブライザーを使用する。

〔93〕入院治療によりAさんの症状は改善し、2日後に退院予定である。退院後の受診についての説明で最も適切なのはどれか。
1.「夜間の咳で受診する必要はありません」
2.「体温が38.0℃以下なら受診の必要はありません」
3.「今回のように体重が増加したときは受診してください」
4.「仕事から帰って足に浮腫がみられたら受診してください」

詳しい解説や基本事項などの知識は『クエスチョン・バンク2017』でチェックしましょう。

次回予告!!

次回はTOP5の「糖尿病」をご紹介します。

乞うご期待ください!

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2017.01.30

今回の特集「心不全」

*国試によくでるレビューブックコードTOP10*シリーズ

今回ご紹介するのは、TOP6の心不全です。

心不全で死亡する人は年間7万人近くおり、致命的な病態であるといえます。
右心不全と左心不全で引き起こる症状の違いを中心に、看護の内容についておさえておきましょう。

koredake

□① 心不全とは、心臓のポンプ機能が低下し、心拍出量低下、末梢循環不全、肺・体循環のうっ滞を起こす病態をいう。

□② 左心不全では、肺循環のうっ血や心拍出量低下による症状がみられる。

□③ 肺循環のうっ血による症状には、息切れ、頻呼吸、起坐呼吸(参照I-15)、夜間呼吸困難、肺水腫に伴う水泡音・喘鳴聴取、ピンク色の泡沫状喀痰などがある。

□④ 心拍出量低下による症状には、チアノーゼ、血圧低下、冷汗、手足の冷感、意識低下、尿量減少頻脈などがある。

□⑤ 喘息様症状がある場合は、慢性心不全の急性増悪が疑われる。

□⑥ 右心不全では、体循環のうっ血による四肢末梢の浮腫、急激な体重増加、頸静脈怒張、肝腫大(肝うっ血)、胸水(両心不全によることが多い)、腹水などがみられる。

shinhuzen1

□⑦ 心不全の機能分類(NYHA分類)は、以下のようである。

□⑧ ジギタリス使用時は中毒症状が出現しやすいため、血中濃度をモニタリングし、効果副作用(悪心・嘔吐、下痢、ST部分の盆状低下、心室期外収縮、房室ブロック)の観察を行う。

【看護】
□⑨ 体位は半坐位(ファウラー位)や起坐位などをとるよう促し、静脈還流を減少させ、呼吸困難の緩和と咳嗽の軽減を図る。

□⑩ 浮腫の有無・程度を観察する。また、起床後、排尿後など、毎日同じ条件で行う体重測定も有用である。

□⑪ 夜間の咳(発作性夜間呼吸困難)が続く場合や、1週間で2kgを超える体重の増加がある場合は、急性増悪が疑われるため、速やかに受診するよう退院時に説明する。

レビューブックの付録『コレダケ』で得点力をアップしましょう。
kokubun

●左心不全に伴う咳嗽や呼吸器症状に関連した問題が最も多い(10問中6問)。右心不全による下肢の浮腫に関する問題も多く出題されている(10問中3問)。慢性・急性心不全の増悪徴候や、右心不全と左心不全の差異についておさえるとよいだろう。

他の国試分析については、『クエスチョン・バンク2017』をチェックしましょう!
kokushi

第1問(第103回午後33問目)

急性左心不全の症状はどれか。
1.肝腫大
2.呼吸困難
3.下腿浮腫
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詳しい解説や基本事項などの知識は『クエスチョン・バンク2017』でチェックしよう!!

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Aさん(54歳、男性)は、10年前に心筋梗塞を発症し、2年前に慢性心不全と診断され外来受診を続けてきた。1週前からトイレ歩行時に息苦しさがあり、4日前から夜に咳と痰とがみられ眠れなくなっていた。本日、Aさんは定期受診のため来院し、心不全の増悪と診断され入院した。入院時、体温36.3℃、呼吸数24/分、脈拍/96分、整で、血圧124/72mmHgであった。心エコー検査で左室の駆出率28%であった。体重は1週間で4kg増加し下肢の浮腫がみられる。

〔91〕このときのAさんのアセスメントで適切なのはどれか。
1.ショック状態の可能性が高い。
2.左心不全の症状はみられない。
3.NYHA心機能分類のⅠ度に該当する。
4.浮腫は右心不全の状態によると考えられる。

〔92〕Aさんの咳嗽を軽減する方法で最も適切なのはどれか。
1.起坐位を保つ。
2.腹式呼吸を促す。
3.部屋の湿度を30%に保つ。
4.超音波ネブライザーを使用する。

〔93〕入院治療によりAさんの症状は改善し、2日後に退院予定である。退院後の受診についての説明で最も適切なのはどれか。
1.「夜間の咳で受診する必要はありません」
2.「体温が38.0℃以下なら受診の必要はありません」
3.「今回のように体重が増加したときは受診してください」
4.「仕事から帰って足に浮腫がみられたら受診してください」

詳しい解説や基本事項などの知識は『クエスチョン・バンク2017』でチェックしましょう。

次回予告!!

次回はTOP5の「糖尿病」をご紹介します。

乞うご期待ください!

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