実習や研修の期間中は就職試験のための勉強はできないと思ったので(実際そうでした)、その期間を考慮して、年が明けた1月に過去問から出題傾向をつかみ、大まかな勉強スケジュールを立てました。
市販の問題集を購入し、新たに知識を詰め込むというよりは、問題形式に慣れることを意識して解きました。
特別区の過去問はホームページ(http://www.tokyo23city.or.jp/saiyo/kohyo.htm)に過去4年分が掲載されていますが、「特別区自治情報・交流センター」ですべての過去問が閲覧・複写できるので、専門科目の過去問をそこでコピーしました。
過去のテーマを年度ごとに整理したところ、母子保健・精神保健・高齢者保健・健康危機管理など各分野で、例年おおむね同じ内容のテーマが出されていることがわかったので、どの分野が出題されても対応できるように練習しました。
一次試験が終わってから対策を始めたので、あまり余裕がありませんでした。一次試験の前から、保健師を目指した理由や、受験する自治体を選んだ理由、自分の長所などの基本的なところは整理しておくとよいと思います。
*面接カード:一次試験(筆記試験)に合格すると、面接などで人物・意欲・適正をみる二次試験に進みます。面接カードは、自己PRや志望動機などを記入するシートで、二次試験の重要な参考資料となります。面接カードに記載した内容をもと質問されるため、面接カードを作成する段階でしっかりと内容を練っておきましょう。
大学の授業でディスカッションを行う機会が多かったため、特別な対策は行いませんでした。公務員試験の対策本に、集団討論において気をつける一般的な事項が載っているので、それを流し読みをしました。