看護学生の実習・国試対策を応援するWebサイト
看護教員の方はこちら
看護学生の実習・国試対策を応援するWebサイト

看護師を辞めて出版社へ!転職して見つけた「自分に合った」看護とのかかわり方

HOME
>
記事一覧
>
看護師を辞めて出版社へ!転職して見つけた「自分に合った」看護とのかかわり方
お知らせ
2022.10.27
普段、医療・看護系の出版社メディックメディアで編集のアルバイトをしているTです。私は4年制の大学を卒業後看護師免許を取得し、半年間ほど看護師として勤務しました。その後メディックメディアで働きはじめ、現在は4年目のアルバイトとして働いています。今回は看護の知識を活かしながら出版社で編集業務を行うことの魅力について、私の経験をもとにお話ししたいと思います。

 

メディックメディアで働くまでの経歴

4年制の大学を卒業後、大学病院の病棟で勤務していました。その中で、自分は限られた時間で患者さんを多く受け持つのが苦手とわかり、半年ほどで退職を決断しました。実習で病棟に行ったこともありましたが、実際に働くとなるとギャップも大きかったんです。「今後現場に出ることはないだろうな……」という気持ちの中での転職でした。

 

選んだ決め手は「自分に合っている」ということ

まったく別の仕事をしたいという気持ちもあった一方で、看護師資格と、大学・臨床で学んだことを活かせるといいなと思い、次の仕事を探していました。

そんなときメディックメディアのアルバイトのことを知りました。実は学生の頃にも、友人がメディックメディアでアルバイトをしており、彼女から話を聞いたことがありました。

加えて、学生時代に私自身が『レビューブック』や『クエスチョン・バンク』を使っていたので、使っていた参考書・問題集制作のお手伝いができるという点に魅力を感じました。

患者さんには直接貢献できないけれど、学生さんのために貢献できるならいいかな?という思いでした。
その後、社会人1年目の年明けにメディックメディアで仕事を始めて、今では4年目です!

 

メディックメディアのバイトを通しての成長

その日もらった仕事に全集中して仕事を進めています。今の働き方を通して1つのことに100%の力を注ぐことに適性があることに気付けました。また、やればやるほど社員さんに頼んでもらえることやできることが増えるので、成長を実感できていますね。

このように、自分に合っているからこそ、長く続けられているのだと思います。

昔、ドラマ「校閲ガール」をみていて、ドラマの中の校閲部で原稿がブラッシュアップされて……というイメージがあったので、入職後のギャップもなかったですね笑(校閲と編集は同じではないですが、近い部分があるので)

 

多岐にわたる業務内容

さまざまな業務を担当させていただいています。これまで行ったのは、以下のような業務です。

参考書『レビューブック』や問題集『クエスチョン・バンク』の改訂作業
具体的には,前年度の国家試験をどう反映するか検討したり、必要な資料集めたり、先生に送る文章を考えたりといったことです。また、看護学生、医学生からの要望やガイドライン・統計の反映作業もしています。
最新国試の解説制作
国試終了後の短い期間で作成する、メリハリがある仕事です(学生のときには国試の2か月後に販売されるというのは知らなかったです……笑)!
『なぜ?どうして?』の改訂作業
国試の結果を反映したり、新規で挿入するイラストを考えたり。
模試制作
先生方が執筆してくださった内容の精査を行い、問題や解説を検討しています。
・Webサイト「がんばれ看護学生!」やSNSの更新
WordPressで記事を編集したり、学生向けのSNSを打ったりすることもあります。

 

仕事の中で特に好きなこと、大変なこと!

好きなこと

監修の先生(医師や看護師の先生)にお送りする原稿を作成する仕事です!これまで自分が学んできたことを活かし、先生に見ていただくうえでどんな原稿にすればわかりやすく、かつ医学的・看護的に間違いがないかという点を気をつけています。先生からのお返事でご指導いただく内容も非常に勉強になりますね。

先生と看護学生とは持っている知識がやはり違いますので、国家試験の対策本としてどのように反映するのがベターなのか?というポイントも重要です。

特に入社1年目の頃は難しさを感じることも多々ありましたが、作った原稿を社員さんに見ていただいて、エビデンスが高い資料や表現方法についてご指導いただいたり、前年度の原稿を参考にしたりして、徐々に業務を学んできました。

 

 

大変なこと

どの仕事でも同じかもしれませんが、書籍制作には明確な期限があるのでその中で作業を終わらせるのが大変です。

また、読者の方からの問い合わせで誤字や記載内容のミスが発覚したときに「ちゃんと取り組まないと、受験生に迷惑かかるかもしれない」というプレッシャーを感じます。

 

社員との仲の良さも魅力

担当社員が定期的に変わり、その度にお仕事も変わっていきます。いろんな意見を頂いたり、やり方を教えてもらえるのが勉強になります。

社員の方は、年齢が近い方から離れている方までさまざまです。仕事の話だけではなく「休みの日は何をした?」「どこに旅行行く?」「おすすめのレシピや調味料は……」など、雑談もできるいい環境です。昼休みには一緒にランチを食べに行ったりもしますね!

 

一つのことを追及できる人が活躍する職場

調べ物や細かいチェック(参照ページ、指示入れの方法が合ってるか、ルールが合っているか)など、ひとつのことをとことん追求できる人が向いているのではないかと思います。早さより正しい情報を発信するのが大切だと思っています。

 

学生も社会人の方も、一緒に働きましょう。

【学生さんへ】
国家試験の問題に触れたり、教科書を使って作業したりするので、どの学年の学生さんにもおすすめです。学校の授業に合わせて勤務時間を相談できるのもいいポイントだと思います。

【社会人の看護師さんへ】

看護師免許を持っているけれど今は現場で働いていないという方、また、ブランクがあったり経験が浅かったりする方でも、手技は求められないため、貢献できる仕事がたくさんあります。
時期にもよりますが、在宅勤務も柔軟に対応していただけるので、「子育て中でフルタイムは難しい」「家が遠くて毎日通勤できない」という方でも問題ないと思います。

 
自分が原稿に入れた指示が反映されて実際に本やコンテンツとして完成するため、達成感も得られます。私は毎年、書籍の発売日に近所の本屋に寄りますね笑

ぜひ一緒に書籍・コンテンツを作っていきたいです!皆さんの応募、お待ちしています。

 

 

こちらもおすすめ現役の看護学生アルバイトさんにも仕事について紹介してもらっています。
こちらの記事もあわせてご覧ください!
メディックメディアの仕事はどんな感じ? 看護学生アルバイトが答えます。
SHARE
  • LINE・YouTube・
    Instagram
    で、
    学⽣向けにお役⽴ち情報を
    お知らせしています。
  • メディックメディア看護
    看護がみえる編集部

こちらもオススメ

RECOMMENDATIONS

その他の書籍

OTHER BOOKS

  • 看護師向け書籍

    イメカラシリーズ

  • 看護師向け書籍

    病気がみえるシリーズ

  • New
    国試対策書籍

    クエスチョン・バンク保健師2025

  • New
    国試対策書籍

    レビューブック保健師2025

  • New
    国試対策書籍

    クエスチョン・バンク2025

  • New
    国試対策書籍

    クエスチョン・バンクSelect必修2025

  • New
    レビューブック表紙
    国試対策書籍

    レビューブック2025

  • 低学年向け書籍

    看護がみえるvol.5 対象の理解Ⅰ

  • 国試対策書籍

    看護師・看護学生のための講義動画

  • 国試対策書籍

    【無料】看護教員版INFORMA 2023

  • 低学年向け書籍

    なぜ?どうして?zero2023

  • 低学年向け書籍

    【WEB公開】INFORMA for Nurse 2022春夏号

  • 看護師向け書籍

    看護がみえるvol.4 看護過程の展開

  • 低学年向け書籍

    看護初年度コレダケ -生物,数学,物理,化学,ことば-

  • 看護師向け書籍

    看護がみえるvol.3 フィジカルアセスメント

  • 看護師向け書籍

    看護がみえるvol.2 臨床看護技術

  • 看護師向け書籍

    看護がみえるvol.1 基礎看護技術

  • 国試対策書籍

    看護師国家試験のためのゴロあわせ集 かんごろ

  • 看護師向け書籍

    ビジュアルノート

看護師を辞めて出版社へ!転職して見つけた「自分に合った」看護とのかかわり方

お知らせ
2022.10.27
普段、医療・看護系の出版社メディックメディアで編集のアルバイトをしているTです。私は4年制の大学を卒業後看護師免許を取得し、半年間ほど看護師として勤務しました。その後メディックメディアで働きはじめ、現在は4年目のアルバイトとして働いています。今回は看護の知識を活かしながら出版社で編集業務を行うことの魅力について、私の経験をもとにお話ししたいと思います。

 

メディックメディアで働くまでの経歴

4年制の大学を卒業後、大学病院の病棟で勤務していました。その中で、自分は限られた時間で患者さんを多く受け持つのが苦手とわかり、半年ほどで退職を決断しました。実習で病棟に行ったこともありましたが、実際に働くとなるとギャップも大きかったんです。「今後現場に出ることはないだろうな……」という気持ちの中での転職でした。

 

選んだ決め手は「自分に合っている」ということ

まったく別の仕事をしたいという気持ちもあった一方で、看護師資格と、大学・臨床で学んだことを活かせるといいなと思い、次の仕事を探していました。

そんなときメディックメディアのアルバイトのことを知りました。実は学生の頃にも、友人がメディックメディアでアルバイトをしており、彼女から話を聞いたことがありました。

加えて、学生時代に私自身が『レビューブック』や『クエスチョン・バンク』を使っていたので、使っていた参考書・問題集制作のお手伝いができるという点に魅力を感じました。

患者さんには直接貢献できないけれど、学生さんのために貢献できるならいいかな?という思いでした。
その後、社会人1年目の年明けにメディックメディアで仕事を始めて、今では4年目です!

 

メディックメディアのバイトを通しての成長

その日もらった仕事に全集中して仕事を進めています。今の働き方を通して1つのことに100%の力を注ぐことに適性があることに気付けました。また、やればやるほど社員さんに頼んでもらえることやできることが増えるので、成長を実感できていますね。

このように、自分に合っているからこそ、長く続けられているのだと思います。

昔、ドラマ「校閲ガール」をみていて、ドラマの中の校閲部で原稿がブラッシュアップされて……というイメージがあったので、入職後のギャップもなかったですね笑(校閲と編集は同じではないですが、近い部分があるので)

 

多岐にわたる業務内容

さまざまな業務を担当させていただいています。これまで行ったのは、以下のような業務です。

参考書『レビューブック』や問題集『クエスチョン・バンク』の改訂作業
具体的には,前年度の国家試験をどう反映するか検討したり、必要な資料集めたり、先生に送る文章を考えたりといったことです。また、看護学生、医学生からの要望やガイドライン・統計の反映作業もしています。
最新国試の解説制作
国試終了後の短い期間で作成する、メリハリがある仕事です(学生のときには国試の2か月後に販売されるというのは知らなかったです……笑)!
『なぜ?どうして?』の改訂作業
国試の結果を反映したり、新規で挿入するイラストを考えたり。
模試制作
先生方が執筆してくださった内容の精査を行い、問題や解説を検討しています。
・Webサイト「がんばれ看護学生!」やSNSの更新
WordPressで記事を編集したり、学生向けのSNSを打ったりすることもあります。

 

仕事の中で特に好きなこと、大変なこと!

好きなこと

監修の先生(医師や看護師の先生)にお送りする原稿を作成する仕事です!これまで自分が学んできたことを活かし、先生に見ていただくうえでどんな原稿にすればわかりやすく、かつ医学的・看護的に間違いがないかという点を気をつけています。先生からのお返事でご指導いただく内容も非常に勉強になりますね。

先生と看護学生とは持っている知識がやはり違いますので、国家試験の対策本としてどのように反映するのがベターなのか?というポイントも重要です。

特に入社1年目の頃は難しさを感じることも多々ありましたが、作った原稿を社員さんに見ていただいて、エビデンスが高い資料や表現方法についてご指導いただいたり、前年度の原稿を参考にしたりして、徐々に業務を学んできました。

 

 

大変なこと

どの仕事でも同じかもしれませんが、書籍制作には明確な期限があるのでその中で作業を終わらせるのが大変です。

また、読者の方からの問い合わせで誤字や記載内容のミスが発覚したときに「ちゃんと取り組まないと、受験生に迷惑かかるかもしれない」というプレッシャーを感じます。

 

社員との仲の良さも魅力

担当社員が定期的に変わり、その度にお仕事も変わっていきます。いろんな意見を頂いたり、やり方を教えてもらえるのが勉強になります。

社員の方は、年齢が近い方から離れている方までさまざまです。仕事の話だけではなく「休みの日は何をした?」「どこに旅行行く?」「おすすめのレシピや調味料は……」など、雑談もできるいい環境です。昼休みには一緒にランチを食べに行ったりもしますね!

 

一つのことを追及できる人が活躍する職場

調べ物や細かいチェック(参照ページ、指示入れの方法が合ってるか、ルールが合っているか)など、ひとつのことをとことん追求できる人が向いているのではないかと思います。早さより正しい情報を発信するのが大切だと思っています。

 

学生も社会人の方も、一緒に働きましょう。

【学生さんへ】
国家試験の問題に触れたり、教科書を使って作業したりするので、どの学年の学生さんにもおすすめです。学校の授業に合わせて勤務時間を相談できるのもいいポイントだと思います。

【社会人の看護師さんへ】

看護師免許を持っているけれど今は現場で働いていないという方、また、ブランクがあったり経験が浅かったりする方でも、手技は求められないため、貢献できる仕事がたくさんあります。
時期にもよりますが、在宅勤務も柔軟に対応していただけるので、「子育て中でフルタイムは難しい」「家が遠くて毎日通勤できない」という方でも問題ないと思います。

 
自分が原稿に入れた指示が反映されて実際に本やコンテンツとして完成するため、達成感も得られます。私は毎年、書籍の発売日に近所の本屋に寄りますね笑

ぜひ一緒に書籍・コンテンツを作っていきたいです!皆さんの応募、お待ちしています。

 

 

こちらもおすすめ現役の看護学生アルバイトさんにも仕事について紹介してもらっています。
こちらの記事もあわせてご覧ください!
メディックメディアの仕事はどんな感じ? 看護学生アルバイトが答えます。
SHARE
  • LINE・YouTube・
    Instagram
    で、
    学⽣向けにお役⽴ち情報を
    お知らせしています。
  • メディックメディア看護
    看護がみえる編集部

こちらもオススメ

RECOMMENDATIONS

その他の書籍

OTHER BOOKS

  • 看護師向け書籍

    イメカラシリーズ

  • 看護師向け書籍

    病気がみえるシリーズ

  • New
    国試対策書籍

    クエスチョン・バンク保健師2025

  • New
    国試対策書籍

    レビューブック保健師2025

  • New
    国試対策書籍

    クエスチョン・バンク2025

  • New
    国試対策書籍

    クエスチョン・バンクSelect必修2025

  • New
    レビューブック表紙
    国試対策書籍

    レビューブック2025

  • 低学年向け書籍

    看護がみえるvol.5 対象の理解Ⅰ

  • 国試対策書籍

    看護師・看護学生のための講義動画

  • 国試対策書籍

    【無料】看護教員版INFORMA 2023

  • 113_kokushitaisaku_matome
  • goukakuyoho
  • hokenshi_Footer
  • banner_kanmie3_furoku
  • kangokatei_footer
  • banner-moshi107-small2