国試を受験した先輩たちに、「低学年のうちにやっておいてよかったこと、やっておけばよかったこと」を聞きました! 国試国試といわれても、まだまだ受験は先なのに…という低学年のあなたに送ります。
圧倒的多数の声が挙がったのが、早い段階で解剖生理学をやっておくべきというもの。疾患や看護を学んでいくうえで、すべての基礎となる内容なので理解しておきたい、とのことでした。授業をおろそかにせず、きっちり学習しておきましょう。
解剖生理とは、身体の構造と機能のことですが、漠然としていて何から勉強すればいいの? という学生さんも多いはず。そんなときは、「今週は腎臓の解剖生理をやる!」というように臓器や単元を決めて、教科書をじっくり読んでみるといいかもしれません。 また、わからなかったところや気になったところは先生に聞いたり調べたりするようにしましょう。身体の謎を解き明かしていくのは楽しいですし、そのほうが記憶に残りますよ。
こちらもかなり多くの先輩が答えてくれました。学年が上がるにつれて、自由に使える時間はどんどん減っていくので、比較的時間があるときに、わからないことや興味があることにじっくり取り組むことが大事みたいですね☆
先輩の回答にあるように、いろんな経験を積むことや、いろんな人とかかわることは、人として成長するうえでとても大切なことだと思います。なぜ大切なのでしょうか。それは、「こんなことがあるんだ!」とか「こういう考え方もあるのか」という新しい発見を通して、いろいろな価値観や考え方を知り、認め、興味を持つことができるようになるからです(そういう意味では恋愛も効果的だと私は考えています)。 看護師とは、人と密接にかかわる仕事です。人に興味を持ち、いろんな価値観を認めることができなければ、人と向かいあった看護はできません。たくさんのことを学び、経験して、魅力的な看護師になってくださいね。
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